横芝光町・成田山御本尊上陸地
横芝光町・尾垂浜で行われた「成田山御本尊上陸聖地報恩法会」を撮影。
尾垂浜は、成田山新勝寺の本尊・不動明王が上陸した地です。
平将門の乱(939)の時、朱雀帝の命により、寛朝僧正が不動明王像を奉じて海路で房総に入り、公津(成田)の地で将門調伏の護摩祈祷をしたのが、新勝寺の始まりです。
ちなみに、調伏祈願の満願日に将門が討ち取られたことから、今でも平将門を祀る神田明神の氏子は新勝寺に参拝せず、新勝寺の門徒は神田明神に参詣しないそうです。
上陸地には、開山1060年祭(1998)で波切不動尊像が建立され、毎年5/27と12/27、新勝寺の僧侶が巡錫して上陸聖地報恩法会が行われます。
【この日の進行スケジュール】
11:00~ 法会開始
洒水加持→読経→参拝者焼香→法話
11:20ころ 終了
【メモ】
鳥居前~不動明王像まで練り行列で入る。像前で儀式と焼香が行われ、導師の法話があり、20分ほどで終了。法話の内容は、お不動さまの教えの他、地元の人々による上陸地への奉仕活動に対する謝辞、来年は開山1080年祭で当地では4/22に稚児行列が予定されていることなど。
参拝者は地元の皆さんが十数人、カメラマンはなし。自分も1年間の感謝を込めて焼香。終了後、下げた供物のお裾分けで果物まで頂き、恐縮した。上陸地に駐車場なし(付近にスペースあり)。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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関東三大不動の一つ、成田山新勝寺では、毎年12月28日に納め札お焚き上げ柴灯大護摩供が行われます。
魂生(こんせい)大明神は、大鷲神社の境内社で、子授け、安産、夫婦和合に霊験があります。
旧暦11月吉日、地区の人々が集まり、鎮守大宮神社に厄除けと五穀豊穣を祈願する行事で、江戸末期から続くと伝わります。
先週行われた大饗祭で神々の饗応役を務めた姫神を慰労する神事とされます。
大鷲神社は、天慶二年(939)の創建で、天乃日鷲尊(あめのひわしのみこと)を祀っています。
江戸後期、大晦日に村人が千葉寺に集まり、お面やかぶり物をして、役人に対する不平不満から始まり、集落内の人の悪口を大声で言い合って大笑いをする風習がありました。
江戸中期、集落で大火があった際、猿と獅子の面が伝わる伊藤家が延焼を免れたことから、毎年この時期に集落の火災除けを願って行われる伝統行事です。
参加団体は,銚子・銚子民謡(川四友和会),旭・倉橋の弥勒三番叟(倉橋弥勒三番叟保存会),銚子・高神地区の神楽(高神連),旭・袋でんでん(袋お囃子保存会),匝瑳・仁組獅子舞(仁組獅子舞保存会),横芝光・宮内神楽(宮内神楽保存会),横芝光・中台梯子獅子舞(中台神楽保存会)の7団体でした。