白井・富ヶ沢の辻切り
白井市復の富ヶ沢地区で行われた「辻切り」(市無形民俗文化財)を見学。
【現地案内版の説明】
辻切りとは、邪悪なものが外から侵入しないように地区の境界に設置するものです。
富ヶ沢の辻切りは、毎年1月25日に行われる初囃子にあわせて設置されるもので、当日は午前9時に富ヶ沢地区の各家が地区の集会所へ集まり準備します。
1.5m程のヤダケの先端に杉枝・幣束・お札を挿し、その下に環状の注連縄と呪文の書かれた駒形の木札を麻縄で括り付け、地区の境界となる4か所の辻に設置します。
木札には、陰陽道や密教に由来するとも考えられる「鬼鬼鬼 急々如律令」の文字が表側に、五芒星と縦横各9本の格子文が裏側に書かれた特徴的なものです。
市内の各地でも辻切りは行われていますが、富ヶ沢の辻切りのような形態のものは他に類例が無く、千葉県下でも希少なものであり、市内を代表する辻切り行事として重要なものです。
【この日の進行スケジュール】
8:30~9:10 準備(木札・注連縄・幣束を作り、組み立てる)
9:25ころ 東の辻に設置
9:30~ 直会の後、終了
【採訪メモ】
地区の皆さん十数人が手分けして、木札に呪文を書き(和室)、藁で注連縄を綯い(炊事場)、幣束を作る(縁側)。神札は鎮守香取神社の祭礼(1月20日)で頂く。木札の呪文は「邪悪なもの、直ちに退散せよ」、五芒星と九字(格子文)は陰陽道の護符。直会が終わると皆さんが帰宅しながら東西南北の辻に1本ずつ挿して行くが、今回は見学者用に東の辻に1本設置するところを見せて頂いた。古い朽ちたものも抜かずに残すという(本数を重ねるごとに霊力が増す意か?)。
詳しく教えて頂いた地区の皆さん、市教委文化班の担当者さん、地元のカメラマンさん、ありがとうございました。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
| 固定リンク | 0
【現地案内板の解説】
【現地案内板の解説】
宝泉院(天台宗)に伝わる宝剣は、平安期に飢饉・悪疫が流行し、慈覚大師円仁が当地で悪疫退散・五穀豊穣の護摩供修法を行った際に使ったとされ、薩摩の名工・波平行安の作と伝わります。
小櫃川流域の村々では伝統的に神楽奉納が行われてきました。
【現地解説板の説明】
船祝いは、年初めに豊漁と安全を祈願する伝統行事で、漁村ならではの風物詩です。
ムラに疫病や災いが入らないように、毎年1月下旬(天神ビシャ後に決定)、藁で大蛇を編み、集落の境6か所に掛けます。
今泉地区では、神社の当番を16集落が年番で担当しています。新旧当番の交代は、毎年1月15日、神社で行われます。
【現地案内板の説明】