習志野・剣(つるぎ)祭
習志野市鷺沼の八剣神社で行われた「剣」祭を撮影。
【現地掲示資料の説明】
「八剣神社祭礼『剣』とは、今から300年有余前の江戸時代初期、徳川幕府第4代将軍徳川家綱の時代から続いていると言われています。
八剣神社で祝詞奏上と玉串奉奠の神事後、触太鼓先導に、御神酒、御神米を振る舞う若者と共に『悪事災難逃れるように』と唱えながら、八名の剣士が氏子の家々へ土足のまま入り、家の中の悪霊を追い払うものです。
また、旧の村境の幕張、津田沼、藤崎、大久保の4か所の境で『辻切り』を行い悪霊を追い払います。」
【この日の進行スケジュール】
13:00~ 集合(根神社社務所)
13:30~ 練り行列(根神社→八剣神社)
14:00~ 祈願祭(八剣神社)
14:30~22:20 ムラ廻り
八剣神社発14:30→5丁目→辻切り(幕張インター)15:10
→3丁目→宿(個人宅)16:00→1丁目→辻切り(1丁目)17:40
→1丁目宿(個人宅)18:00→2丁目→13町会方面→辻切り(跨線橋たもと)19:30
→2丁目宿(社務所)19:50→4丁目→辻切り(4丁目東町会)21:20
→4丁目宿(東町集会所)21:30→根神社戻り22:20
22:30~ 直会、剣士慰労
23:00ころ 終了
【メモ】
旧行3/1だったが、昨年から3月第一土曜日に変更(剣士役の中高生が集まらない)。旧鷺沼村の産土・根神社社務所で出発式。鷺沼囃子とばか面踊りに見送られ、練り行列で末社・八剣神社へ移動。道中、地元の人々が天狗の持つ大榊の小枝をむしり取り、魔除けとして持ち帰る。八剱神社で祈願祭後、剣(鉾)を持ってムラ廻りへ。1本だけ長い親剣をリーダーに旧集落240戸を廻る。現在は門口で祓い、土足で上がることはなくなった。辻切りでは、齋竹に塞坐三柱(八衢彦神・八衢姫神・久那戸神)の護符を祀り、神職が神事を催行。
見物人とカメラマンは、八剣神社では多数。ムラ廻りの同行撮影は、剣士が疾走しながらハイペースで廻るのでかなり困難(先回りはルートが複雑すぎて無理)。両神社に駐車場なし。
詳しく教えて頂いた役員の皆さん、ありがとうございました。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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