市原・市原歴史博物館
2022年11月にオープンした市原歴史博物館(I’Museum)に行って来ました。
「東京湾と養老川が織りなす市原の歴史への旅」をテーマに、旧石器時代から近現代まで、市原3万5千年の軌跡をたどる展示となっています。
常設展示では、能満上小貝塚のイノシシ型土器(県文化財)、 山倉1号古墳の埴輪群(県文化財)、 人面付土器(市文化財)、「王賜」銘鉄剣(市文化財)など、古代の歴史資料が特に見応えがありました。
民俗展示では、養老川域の生活と行事を紹介。江戸期に河川と東京湾を往来した「五大力船」について、大スクリーン映像でよく理解できます。
この施設は、もともと市の埋蔵文化財調査センターでした。所蔵する遺物をより親しみやすい形で一般公開し、体験型展示を通じて市民とともに地域の歴史を後世に伝えるコンセプトが素晴らしく感じました。
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