「モータースポーツと湾岸部の歴史」展
船橋市郷土資料館で開催中の「モータースポーツと湾岸部の歴史」展に行ってきました。
かつて船橋の湾岸部(浜町・若松町)には、船橋競馬場(1950-)、船橋ヘルスセンター(1955-77)、船橋飛行場(1958-69)、船橋サーキット(1965-67)、船橋オートレース場(1968-2016)が集中し、都心から近い一大娯楽エリアとして賑わいました。
現在は、船橋ヘルスセンター跡はららぽーとTOKYO-BAYに、船橋飛行場跡はスキードームSSAWSを経てイケアに、船橋サーキット跡は船橋オートレース場と物流倉庫群にそれぞれ姿を変えています。
今回の企画展示は、中でもモータースポーツにスポットを当て湾岸部の歴史を振り返る、船橋ならではの好企画です。
展示は、1階ロビーに船橋とモータースポーツの歴史年表、2階常設展示に「湾岸部のヒミツ」として船橋ヘルスセンター関係資料、3階企画展示に船橋サーキットとオートレース関係資料を解説。
往時の写真や、船橋サーキットに散った若き天才レーサー浮谷東次郎の記事、船橋オートの常勝選手飯塚将光の等身大パネルと優勝バイクの実車など、モータースポーツ全盛期の興奮が伝わってきます。
四輪ファンの私としては、幻の船橋サーキットが3.1kmとショートながら複雑なコース設計で鈴鹿・富士と並ぶ三大コースだったことは大変興味深く、浮谷東次郎の伝説がやっと現実とつながった気がします。
この企画展は、12月16日(日)まで開催しています。
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