千葉・生実神社の奉納芝居
千葉市中央区の生実神社で行われた奉納芝居を撮影。
生実神社の秋季例祭(毎年10月体育の日の前日)は、子ども神輿が渡御し、夜は奉納芝居が披露されます。
明治初めに能・歌舞伎を奉納したのが始まりで、明治中ごろから芝居が演じられるようになりました。
娯楽が少ない農村で大人気でしたが、戦後、TVや娯楽の普及で観客が減り、昭和36年に中断。地元青年会が昭和45年に復活させ、毎年、神社例祭で演じて今年で115回を数えます。
現在は、「奉納演芸大会」として、前半は町内在住の希望者による舞踊・詩吟・フラダンスの披露で、後半に芝居が上演しています。
宵宮は、19時ころから「湯花進献式」(大釜の湯を参拝者に振り掛けて祓う神事)が行われています。
【この日の進行スケジュール】
18:00~ 奉納演芸
舞踊・詩吟・フラダンスなどの披露
19:45~ 奉納芝居「赤い陣羽織」
1幕1場・おやじの家夕暮れ時→2幕1場・同深夜→3幕2場・代官屋敷の前
20:50ころ 終了
【メモ】
境内の仮設舞台で、役者は青年会メンバーやその家族・知人が演じる。せりふや振付け、仮設舞台や大道具の設営、衣装などすべて手作りで運営。今年の演目は「赤い陣羽織」。女好きで派手な陣羽織を着た代官が、権力を笠に農夫の女房に言い寄る物語を、面白おかしく熱演し、撮影を忘れて楽しめた。
舞台正面には客席(パイプ椅子)が設けられるので、後方から撮影。本格的な舞台照明のおかげでストロボ不要。見物人はほぼ満席の100人以上、カメラマンは3人。神社に駐車場なし(路駐取締りあり)。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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