君津・大坂の神楽
君津市大坂の浅間神社で奉納された獅子神楽を撮影。
浅間神社の祭礼(毎年8月16日)に、悪魔祓いを祈願して舞います。演目は、「前かがり」「おん幣の舞」「鈴の舞」「くるい」で、「おん幣の舞」の途中に神楽歌が入ります。
君津の山間部に伝わる獅子神楽は、人の成長する過程を表現したものが多く、大坂の演目にも類似性が認められます。
大坂の神楽歌
1 オーエ 千早振る 天の岩戸を アコリャ 押し開き アズイトズイト
2 オーエ いざや神楽を アコリャ 参らせる アズイトズイト
3 オーエ 神楽と書いたる二文字は アコリャ 神楽しむと アコリャ 書くぞかし アズイトズイト
4 オーエ 神も楽しむ アコリャ 御神楽なり アズイトズイト
5 オーエ かほどめでたき折からは アコリャ みな白妙の御幣を持って泰平楽世と トゥ
この神楽は、大坂部落会神楽保存会の皆さんが伝統を守っています。
【この日の進行スケジュール】
10:00~ 式典(拝殿)
10:30~ 獅子神楽奉納
お囃子太鼓(入れ込み)
前かがり→おん幣→鈴→くるい
馬鹿囃子
11:00ころ 終了
【メモ】
囃子方は、笛1・小太鼓2・大太鼓1・鉦1。「前かがり」は座って舞った後(おのう)、立ち上がって舞う。「くるい」は途中で合いの手が入って転調する(おくり)。胴布の色が小豆色で珍しい。見物人は集落の皆さんが十数人、カメラマンは4人。神社に駐車場あり。
拝殿は三方が開き、正面左側に囃子方が座る。床は高くないが、役員さんが座るので脚立を推奨。今回はISO感度を上げ、ノーフラッシュ撮影。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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