浮世絵ジャポニズム展
妻と一緒に、鋸南町・菱川師宣記念館で開催中の「浮世絵ジャポニズム」展に行ってきました。
開館三十周年の企画展で、西洋にジャポニズム・ブームを引き起こし、印象派誕生のきっかけとなった浮世絵と、影響を受けた印象派の巨匠の名作を、東京富士美術館とのコラボで展示しています。
個人的にはモネの「海辺の船」、ルノワールの「読書する女」がお目当てでしたが、他にシスレーやピサロ、ロワゾーの風景画もありました。
浮世絵は、北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」「山下白雨」「甲州三坂水面」ほかを展示しています。
他に、館所蔵の浮世絵では、鋸南の明鐘岬や木更津、小湊など、房総の風景を描いたものなどが興味深かったです。
房総半島の小さな美術館で、浮世絵と印象派の巨匠の名作を堪能できる意欲的で素晴らしい企画だと思います。
菱川師宣記念館まで片道100kmほどありましたが、途中、佐貫の宮醤油店で醤油を仕入れ、金谷のばんやで漁師めしを味わい、帰りは映画ですっかり有名になった「岬カフェ」に立ち寄りました。
浮世絵ジャポニズム展は、2月7日まで開催しています。
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