浜松・スズキ歴史館
浜松市郊外のスズキ本社に併設されたスズキ歴史館へ。
歴史館では、軽自動車大手・スズキの創業から現在までの歩みを展示しています。
もとは明治42年(1909)に鈴木式織機製作所としてスタートし、精密機械加工のノウハウを蓄積。戦後、自転車に補助エンジンを取り付けたバイクの製造を開始。その技術を生かし、昭和30年、初の軽四輪車スズライトで自動車製造に進出。
斬新なアイデアで、ビッグスクーターやアルト47万円、軽のトールワゴンなど時代のトレンドをリードする製品をヒットさせました。
今や、二輪ではホンダ、ヤマハに次ぐ国内3位、軽自動車ではダイハツに次ぐ国内2位の大メーカーです。
館内は、初期の自動織機の数々、初の原動機付自転車やスズライト各種のほか、現在に至るまでの二輪・四輪の実車がズラリと並んでいます。
新車の開発会議やデザイン室のシュミレート、ロボットアームの操作体験など、見る人を楽しませる工夫を凝らした展示で面白かったです。製造ラインの再現展示では、もの作りニッポンを支える自動車産業がよく理解できました。
スズキ車の所有経験はありませんが、社是(消費者の立場になって価値ある製品を作ろう、協力一致清新な会社を建設しよう、自己の向上につとめ常に意欲的に前進しよう)を地で行く真面目なメーカーだなあと感心しました。
今回の旅はこれで終わりです。帰りは浜名湖養魚漁協直営「丸浜」さんで鰻を堪能し、浜松IC→東名→首都高で4時間ほどかけて帰宅。旅の機材は(買い直した)RICHO GRでした。
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