鴨川・式年鳥居木曳祭
鴨川・天津地区で行われた20年に一度の式年鳥居木曳祭を撮影。
天津神明宮は、寿永三年(1184)、源頼朝が伊勢から天照皇大神・豊受大神を祀って創建し、地元で「房州のお伊勢さま」と親しまれています。
今年は、伊勢の遷宮に合わせ、20年ごとに鳥居を建て替える「式年鳥居木曳祭」の年。
一連の行事は「神木斧始祭」(昨年12月8日)に始まり、「神木送祭」(山から降ろす)、「鳥居木曳祭」(神社まで曳く)、「鳥居木造始祭」(加工する、9月7日)、「鳥居通初上棟祭」(10月15日)で完結します。
同時に須佐之男命を祀る摂社・須賀神社(天王様)の鳥居も建て替えられます。
【木曳祭の進行スケジュール】
8月22日(土)
11:00 曳始祭(出発式、天津小校庭)
天津小→天津交差点→引土町内で折り返し→須賀神社(仮泊)
19:00 須賀神社御用木曳納め・奉告祭
20:00ころ 終了
8月23日(日)
15:00 仮泊所発
須賀神社→日澄寺→谷町コミュセン→新町バス停(仮泊)
21:00ころ 終了
その後、神振行事(和太鼓、ライブ)
8月24日(月)
18:30 仮泊所発
新町バス停→宮前橋→ファミリーマート先で折り返し→宮前橋→天津神明宮
24:00 天津神明宮御用木曳納め、奉告祭
【メモ】
初日の鳥居曳神事を中心に撮影。御用木は神明宮が1~3号木(10m)と須賀神社(5m)が1基。それぞれ担当町の笹万燈(屋台)が付き、お囃子とともに天津小を出発。天津交差点で二手に分かれ、神明宮3基は引土町内へ(須賀神社は公民館前で留め置き)。16時ころ再び4基が合流し仮泊所へ向かう。奉曳は木遣り唄とともに進み、休憩しながら1.7kmを6時間かけて移動。台風接近で海は大荒れ、波の飛沫で町が白く霞む。仮泊所は漁港から山側に変更。夜は萬燈に灯が入り幻想的。
強い日差しに汗が噴き出るシビアなコンディションの中、たくさんの見物人で町が埋まりカメラマンも報道を含め多数。駐車場は安房東中学校の臨時Pを利用。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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