九十九里・いわし資料館
望月定子美術館から、「海の駅・九十九里」に新設されたいわし資料館へ立ち寄ります。
かつて九十九里町には、世界初のいわし専門の博物館(町立九十九里いわし博物館)がありました。昭和57年に開館し、いわしの生態や漁法、九十九里の習俗などを紹介していました。
平成15年に3000匹のいわしが泳ぐ大水槽が設置され、天皇皇后両陛下も来訪されて話題になりました。平成16年、館内で漏出天然ガスが爆発して大事故となり、以来、ずっと休館中でした。
博物館は現在も「休館中」ですが、その収蔵品は平成27年4月にオープンした海の駅・九十九里内の「いわし資料館」に移され、展示公開されています。
目玉だったいわしの大水槽も復活。館内には、漁具や民具、ジオラマや万祝着などを展示して、九十九里のいわし文化を紹介しています。
1階の資料館で学んだ後は、2階の食体験コーナーへ。
地元の食堂3軒が、片貝漁港の新鮮な魚を使った料理を提供しています。メニューは少しずつ違い、店頭で競い合いながら客を呼び込んでいて面白いです。
ちょうど「入梅いわし」(脂が乗って一番美味しい)の時期なので、交渉してOKしてくれた1軒でメニューになかったいわしフライ定食を美味しく頂きました(生魚は苦手…)。
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