千葉・子安神社の湯立神楽
船橋から千葉市花見川区へ移動し、子安神社の湯立神楽を撮影。
子安神社は、三山の七年祭で妻役を勤める古社です。毎年2月28日の湯立神楽祭では、室町期から続く湯立神事と、江戸後期から続く十二座神楽が奉納されます。
神楽は、「街神(ちまたのかみ)六合堅目舞(庭掃き舞と天狗の舞)・老翁悪神祓舞・千箭発弓(ちのりはっきゅう)舞・湯笹露祓舞・天狐乱れ舞・稲倉魂神(いねくらしこめのかみ)五穀種蒔舞・八重事代主神釣舞・石凝姥(いしこりどめのかみ)鍛冶舞・天鈿女神遊行舞・大山祗神悪魔退散舞・豊楽餅投げ舞」の十二座が伝わっています。
舞と囃子は畑町子安神社神楽連が伝統を受け継いでいます。
【この日の進行スケジュール】
14:00~15:00 神事(拝殿)
15:30~16:30 神楽奉納(二座)
街神六合堅目-庭掃き舞→八重事代主神釣舞
16:50~17:10 湯立神事
17:20~17:30 神楽奉納(一座)
豊楽餅投げ舞
17:30ころ 終了
【メモ】
正午ころ現地着。待機中、神職から神社や神楽の現状について話を伺う。神楽の途中で湯立神事があり、最後に餅を撒いて終了。神楽連は、舞手も笛も高齢な上、7人で回している。この日も人手不足で演目が限られ、午後3時半に時間をずらして「庭掃きの舞・八重事代主神釣舞(大黒様)・豊楽餅投げ」の三座のみを奉納。舞時間は短く、長い休憩を入れながらの奉納だった。氏子の長男に限るので後継者がおらず、継承が危ぶまれる。神楽殿は床が高く、正面・左右が開く。囃子方(大太鼓と鼓)は奥に並ぶので、脚立があれば左右からの撮影は容易(脚立は3段を推奨)。見物人は40人前後で、カメラマンは10人くらい。神社に駐車場あり。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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