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2015/01/03

九十九里・真亀上の神子舞

九十九里町真亀上地区で行われた神子(かっこ)舞を撮影。

20150103真亀地区の鎮守・須賀神社に伝わる三匹獅子舞で、大獅子・中獅子・女獅子が囃子方の笛・太鼓に合わせて舞います。
演目は「平一番・平二番・平三番・つらうら・弓・剣(つるぎ)・二人剣・綱・山廻(めぐり)」が伝わっています。

年2回演じられ、春祈祷(毎年1月3日)では、ムラ廻りで真亀上区から納屋区までの5区を悪魔祓いしながら歩きます。途中、役員宅の庭先と神社・寺の境内で神子舞を奉納します。
夏の祭礼(天王さま、7月海の日の直前日曜日)では、おんべん囃子・合連唱・獅子連とともに神輿の渡御に供奉し、番所や浜で神子舞を演じています。

【この日の進行スケジュール】
7:30~ 須賀神社出発、ムラ廻り(徒歩)
熊野神社→役員宅5軒→水神社(真亀上)→役員宅6軒→浄泰寺→役員宅6軒→水神社(真亀下)→龍宮神社(龍神さま)
13:00~ 昼食(会長宅)
14:00~ ムラ廻り(クルマ)
サンライズ九十九里→蛭子神社→三枝神社(子安さま)→役員宅1軒→稲荷神社
18:00~ 須賀神社宮入り

【メモ】
一人立ち三匹獅子舞で、真亀では「神子(かっこ)舞」と呼ぶ。軽トラを仕立てた神楽櫃とともに地区内を廻る(移動距離約9km)。囃子は締太鼓と小鼓、篠笛。獅子は、腹に鞨鼓をつけ、手に短いバチを持つが叩いている様子はない。舞いは三匹舞いが中心で、各獅子の一匹舞はなし。獅子頭は無角で、口と牙で見分ける。舞手は、ムラ廻りでは小学生の子供が務めるが、真亀下・水神社での奉納は高校生が演じて迫力があった。
見物人は、各神社で地元の人が十数人、カメラマンは8人ほど。駐車場は真亀コミュニティセンターを利用可。宅内での撮影を快諾いただいた上、ご接待までいただいた役員宅と地区の皆さん、ありがとうございました。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。

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