御宿・高山田神楽囃子
明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いします。
今年の初記事は、御宿町高山田の春日神社で奉納された獅子神楽です。
高山田地区に370年余り受け継がれる伊勢系の獅子神楽で、春日神社の歳旦祭(元旦)と秋例祭(9月下旬)に神社境内で奉納されています。
起源は、寛永年間(1624~43)に春日神社の遷宮記念で祭り囃子とともに奉納されたのが始まりと伝わります。
秋例祭では、神輿の渡御に先立って「降神の舞・悪魔払いの舞・招福の舞・太平謳歌の舞」が奉納されます。歳旦祭では、秋例祭には演じていない「てまり数え歌」が舞われます。
舞とお囃子は、高山田神楽囃子保存会の皆さんが継承しています(御宿町無形民俗文化財)。
【この日の進行スケジュール】
11:00~ 神楽囃子奉納
降神の舞→悪魔払いの舞→招福の舞→てまり数え歌→太平謳歌の舞
11:40ころ 終了
【メモ】
「房総の郷土芸能2013」のステージ公演以来、いつか現地を訪ねたいと思っていてやっと実現。今回は歳旦祭で、春日神社の社殿が新しくなって初の奉納とか。囃子方は、篠笛・締太鼓・摺鉦で軽快なテンポを奏でる。演目名が独特(内容的には、他の地区で「布舞・幣束舞・鈴舞・怒り」と呼ぶものと同じ)。てまり数え歌は、獅子の仕草が可愛く、地区の皆さんも一緒に歌って参加。ほのぼのとしたムラ祭りの雰囲気が残るいい獅子神楽だった。見物人は地区の皆さんが多数、カメラマンは3人。神社に駐車場数台あり。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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