長南・芝原人形
長南町に伝わる伝統民芸品「芝原人形」を見に行ってきました。
【現地案内板の説明】
「長南町芝原の田中家三代にわたり明治初期より製作された芝原人形は、県の文化財に指定された全国有数の土人形です。
芝原人形は、江戸時代より作られている浅草今戸人形の流れを汲み、振るとカラカラと音がすることから石ころ雛と言われ、この長生地方の初節句には必ず、お雛様として飾られたものです。
現在は、千葉惣次氏が四代目として継承し芝原人形を製作しています。」
芝原人形は、一時途絶えましたが、千葉さんが復元して製作を続けています。粘土を型で抜く→乾燥→素焼き→胡粉をかけ→泥絵具で彩色して完成です(制作用具(県文化財)は長南町郷土資料館に展示されています)。
千葉さんは、毎年3月と12月に作品展を開いています。今回は、縁起物を集めた「縁起物展」。干支(えと)や七福神など小さな芝原人形たち約300点が工房「草の子窯」で展示されています(即売もあり)。
芝原人形「縁起物展」は、12/12(金)~21(日)まで開催中です。
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