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2014/06/15

東金・道庭の獅子舞

東金市道庭の稲荷神社で奉納された獅子舞を撮影。

20140615毎年6月中旬の日曜日、五穀豊穣と村内安全を祈願して、神社拝殿と公民館で舞われます。

この獅子舞は、江戸期から伝わるとされ、昭和31年ころまで神社祭礼で奉納されていましたが、舞手と囃子方の後継者難で長く中断。地元の皆さんの熱意で、隣区の二又から鼓を習い、平成8年に復活しました。
現在は、道庭獅子連保存会の皆さんが伝承しています。

舞は、平神楽で「布舞」「幣束舞」「鈴舞」「くるい」の4種類です。現在は、大人の舞いに続いて、子獅子(高校生と中学生)による「くるい」も演じられ(左の写真)、後継者が育っています。

【この日の進行スケジュール】
8:30~ 式典(稲荷神社)
8:50~ 獅子舞奉納(雌獅子による平神楽→子獅子による狂い)
10:00~ 獅子舞奉納(道庭公民館、演目は同じ)
10:30ころ 終了

【メモ】
道庭地区の産土様・稲荷神社は、農耕を司る宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)を祀る。神職はおらず、式典は区長さんが代行。婦人講が太鼓を打ち鳴らし、御神酒で乾杯後、獅子舞を奉納。獅子は、古い祠を覆う「さや堂」方式の本殿に向き、拝殿と本殿をつなぐ幣殿部分で舞う。幣束舞では「千早ふる天の岩戸を押し開く」と謡いが入る。見物人は地元の古老が数人、カメラマンは4人。神社に駐車場なし(公民館周辺にスペースあり)。詳しく教えていただいた保存会の皆さん、ありがとうございました。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。

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