香取・与倉の神楽
香取市与倉の鹿島神社で奉納された獅子神楽を撮影。
江戸期から続く伊勢系の獅子神楽で、厄除けと五穀豊穣を願い、毎年4月第一土曜日、与倉地区の鎮守・鹿島神社で奉納されます。
当日は、お遊びと称してヤドで宴が開かれ、夕方ころ鹿島神社と三峯神社に神楽を奉納します。
演目は「馬鹿囃子」「砂切」「布舞」「幣束舞」「鈴舞」「猫じゃ」で、鈴舞では「泰平楽世と~」と謡いが入ります。
戦前から絶えることなく続く伝統行事で、現在は与倉郷土芸能保存会の皆さんが継承しています。
囃子方は、佐原の山車にも乗演している「与倉芸座連」の皆さんです。
【この日の進行スケジュール】
16:30~ 神楽奉納(鹿島神社)
馬鹿囃子→砂切→布舞→幣束舞→鈴舞(泰平楽)→猫じゃ→終い砂切
17:00ころ 終了
【メモ】
今年から催行日が4月第一日曜日から土曜日に変更。囃子方を乗せた軽トラが到着すると、子供たちが太鼓を担ぎ、馬鹿囃子で神社に練り込む。獅子が社殿を一回りし、奉納舞。今年塗り直した獅子頭は鮮やかできれいな雌獅子が復活。「猫じゃ」は笛手やカメラマンに体を擦り付ける仕草がユニーク。最後に胴布に子供たちが入り、健やかな成長を祈願する。鹿島神社で奉納後、三峯神社へ軽トラで移動。見物人は数人、カメラマンは2人。神社に駐車場なし。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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コメント
はじめまして。カメラマンの一人です。今回、初めて与倉の神楽を見に行きました。ギャラリーが少なかったですが、なかなか良い伊勢系獅子神楽でした。
投稿: かく | 2014/04/05 23:07
かくさま、はじめまして。
与倉では見学者も少なく、静かな雰囲気でいかにもムラの鎮守といった風情がよかったです。
次回は鹿島神社の後、三峯神社での舞も見てみたいと思いました。
投稿: 管理人 | 2014/04/06 23:23