香取・香取神宮団碁祭
香取神宮で行われた団碁祭を撮影。
先週行われた大饗祭で神々の饗応役を務めた姫神を慰労する神事とされます。
神饌として、新穀の米粉で作った団子を山のように供えることから「八石八斗団子祭」(団碁祭)と呼ばれます。
特殊神饌は鴨の羽盛(雌雄一対)、その他に干魚、酢蕪や米なども供えられますが、姫神さまの宴(うたげ)なのでお酒はありません。
数ある香取神宮の神事の中で、御神酒の奉献がないのはこの神事だけです。
団子には、竹串で輪状にして三宝に積んだ大団子と、行器(ほかい)に山盛りの小団子があります。
神事が終了すると、神前から下げた小団子を参拝者に配ります。この団子を食べると、一年間無病息災と云われます。
【この日の進行スケジュール】
18:00~ 神事(拝殿前)
祝詞奏上・修祓→献饌→巫女舞→神職拝礼
19:00ころ 終了
【メモ】
毎年11月30日の大饗祭の1週間後に催行。神饌殿で神官が団子や特殊神饌(雌雄一対の鴨をさばいて盛りつけた鴨羽盛)を用意。夜、篝火が燃える中、神饌殿の扉が開かれ、神職から神職へと手渡しで運ばれ拝殿の祭壇に供えられる。神饌が揃うと、巫女2人による巫女舞が奉納され、最後に神職一同が拝礼して終了。
終了後、昇殿して祭壇の神饌を見学できる。神職の説明が面白く分かり易い。見学者は20~30人、カメラマンは4人。神社に駐車場あり。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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