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2013/11/10

東金・北之幸谷の獅子舞

東金市北之幸谷地区に伝わる獅子舞を撮影。

20131110【現地案内板の説明】
「二人立ちの獅子舞で伊勢の代神楽の流れである。毎年二月の初午の日、旧九月十九日、十一月十五日に堀之内の稲荷神社の神前に奉納され、次で氏子の各家庭を悪魔払いと称して廻りながら舞う。前には同夜境内に舞台を特設して様様の獅子芸、村芝居、手踊などを上演している。
舞方は襦絆、軽袗姿で獅子頭を冠り、演目には『平神楽、大狂、四ツ足、玉釣、蛇狂、蛙狂、梯子登り、おそめ、岡崎、剣の舞、鳥刺、和唐内』などがある。平神楽では幣束、神楽鈴を採物とする。また面形には『おかめ、ひょっとこ、白狐、医者その他』が保存されている。楽器は『篠笛、横笛、締太鼓、小鼓、大鼓、鉦、大胴』で編成し『四丁目、中山、鎌倉』などの囃子も伝えている。
芸能集団の名称は「本地獅子連中」(旧称)といい氏子地域の堀の内、宮ノ前に在住する十八才より三十四才までの男性が主体であり、以前は後継者は長男に限られていた。
産土神稲荷神社は社伝によれば一六七一(寛文十一)年の勧請といわれるが、芸能の起源については不明である。現在の型は九十九里町西野より伝授され、その交流は今におよんでいる。」(原文のまま)

【この日の進行スケジュール】
13:00~ 北之幸谷区秋祭り
宮城餅つき唄→獅子舞(四つ足)→フラダンス→踊り→お囃子→踊り→フラダンス→踊り→獅子舞(蛇狂い)→踊り→踊り→獅子舞(玉釣り)→踊り→踊り→フラダンス→獅子舞(梯子登り)
15:45ころ 終了

【メモ】
現在は北之幸谷区の秋祭り(隔年10月)で演じられる。平成23年は中止だったので4年ぶりの開催。本来は10月26日(土)の予定が台風でこの日に順延。妙徳寺境内の特設舞台で「四つ足」「蛇狂い」「玉釣り」「梯子登り」が披露された(天候を睨みながらの進行で「平舞獅子」はカット)。梯子登りは、通常2組のところを4組の獅子が登り、最後に一斉に紙吹雪を吐いたのが圧巻だった。
舞台正面に桟敷席、左袖に花道と梯子があり、撮影は望遠が吉。見物人は地元の皆さんが数十人、カメラマンは広報さんほか6人。駐車場は妙徳寺にスペースあり。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。

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