香取・香取神宮大饗祭
香取神宮で行われた大饗祭を撮影。
旧暦10月(神無月)、日本中の神々が出雲に集まり、東国の神々も不在になります。東国鎮護の任に当たる香取神宮の経津主神(ふつぬしのみこと)だけは、神宮を離れることなく、東国三十三国の留守を預かるとされます。
神無月の末日、出雲から戻った東国三十三国の神々は、留守を守る経津主神に報告のため香取神宮に立ち寄ります。その神々を饗応するのが「大饗祭」(たいきょうさい)で、用意されるおびただしい数の特殊神饌は大変珍しいものです。
神々に供える蒸米は、コモを巻いて組み上げた「巻行器」(まきほかい)という器で運ばれることから、古くは「三十三行器之神事」と呼ばれました。
【この日の進行スケジュール】
18:00~ 神事(拝殿前)
祝詞奏上・修祓→献饌→大和舞→神職拝礼
19:00ころ 終了
【メモ】
現在は毎年11月30日に催行。日中、神饌殿で神官が、雌雄一対の鴨をさばいて盛りつけた鴨羽盛、鮭の切り身を盛りつけたトバ盛などの神饌を用意。夜、篝火が燃える中、神饌殿の扉が開かれ、神職から神職へと手渡しで運ばれ拝殿の祭壇に供えられる。神饌が揃うと、若武者役の子供たちによる大和舞が奉納され、最後に神職一同が拝礼して終了。
終了後、祭壇の神饌を見学できる。見学者は栃木の団体など多数、カメラマンは10人ほど。神社に駐車場あり。
この日は新規投入したDfの試し撮りを兼ね、AF-S50mmF1.8G+SB-600で撮影。薄明かりがあればDfの高感度+単焦点で足り、ストロボの出番は少なかった。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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