長生・岩沼の獅子舞
長生村岩沼の皇産霊神社で奉納された「岩沼の獅子舞」を撮影。
【現地案内板の説明】
「岩沼の獅子舞は約三百年前から伝えられ、地区の皇産霊(むすび)神社に奉納されてきました。その昔、皇産霊神社では神輿を出して祭礼を行っていたのが、ある年に怪我人を出したため、その神輿を埋めてしまい、その代わりとして、獅子舞が奉納されたのが始まりと言われています。
寛政年間(一七八九~一八〇一)頃に、それまで演じられてきた越中流の獅子舞から、茂原市本納の獅子舞連から教わった京都祇園の長べい流に替えました。以来岩沼では、各家の長男だけを伝承者と決め、今日まで受け継いできました。現在は毎年十月十九日に近い土曜日に、神社境内の仮設舞台で演じられます。
舞は、「おから」「羽手(わて)」「仕立て四つ足」「仕立て玉遊び」「亀の舞」「乱玉の舞」等があり、大梯子の上での狐または獅子の演技は素晴らしい妙技として知られています。他に子供達が演じる「鳥さし」「漫才」などがあります。
昭和三十六年六月九日千葉県無形民俗文化財に指定され現在に至っている。」
【この日の進行スケジュール】
17:00~ 子供お囃子(4組)
17:30~ 獅子舞奉納
羽手→仕立て四つ足→鳥さし踊り→お唐→国性爺合戦→亀の舞→乱玉の舞
22:00ころ 終了
【メモ】
旧行は10月19日。舞台正面に作られた畳の観客席でのんびり見学。でんぐり返しを多用した舞が珍しい。獅子に加えて子供たちが扮する色々な役者が登場して芝居的要素が多く楽しめる。大梯子での曲芸舞は、「お唐」で狐が、「乱玉の舞」で獅子2組が披露。終了後、餅撒きがあった。見物人は地元の皆さんが多数、カメラマンは6~7人。神社の隣に臨時駐車場あり。
途中から雨に降られ、びしょ濡れ&寒さに震えながら撮影。濡れた1号機はシャッターエラー、2号機はストロボの発光エラーを頻発して撮影リズムが狂った。機材の防滴性能は過信禁物。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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