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2013/10/27

一宮・東浪見甚句

一宮町東浪見に伝わる「東浪見甚句」を撮影。

20131027【千葉県教委資料の説明】
「九十九里浜の南端、太東岬をひかえた東浪見では、江戸時代初期から盛んになった地曳き網が村人の生活の大半を支えていました。時に豊漁を喜び、時には不漁を嘆き、神参りや祈願の行事・寄り合いがしばしば行われました。こうした集まりの中で、歌い踊られた『二上り(にあがり)甚句』という唄が、『東浪見甚句』の起源といわれています。その後昭和に入って、漁法が変わり、漁獲量が減って漁師も少なくなり、唄も歌われなくなりました。
消滅を惜しみ、後世に残すべく昭和三十八年六月に長谷川寶氏を中心に保存会が発足し、土地の名にちなんで東浪見甚句の名称が決定しました。現在保存会は会員三十名です。唄は、漁師の気風を伝え威勢がよく、また踊りは、漁の唄にふさわしい雄大で力強い動きを芯にして、騒ぎ唄としての甚句の柔らかさをこめる、という基本姿勢のもとに、きびきびした所作が特徴となっています。」

【この日の進行スケジュール】
11:00~ 東浪見甚句
12:00~ 〃

【メモ】
第12回上総さすが市のイベントで玉前神社境内での舞を撮影。万祝着をまとい、囃子と唄(録音)に合わせて二種類を舞う。録音なので歌詞が聞き取りにくいが、「いなさ沖から飛んでくるカモメ、明日は大漁と飛んでくる」「太東岬で入りぐま見れば、明日も大漁か鳥の群れ」など6番まであった。千葉県指定無形民俗文化財。
見物人は観光客が多数、カメラマンは2~3人。駐車場は神社裏ほか臨時P数カ所。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。

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