匝瑳・八日市場の盆踊り
匝瑳市八日市場で行われた「八日市場の盆踊り」を撮影。
【千葉県教育委員会の資料】
「かつて東総地方で、旧暦の七夕から盂蘭盆にかけて盛んに踊られた盆踊りの一つです。現在は、八月の中旬ころに市内で踊られます。
八日市場の盆踊りで踊られる曲には、「権左が西国」「庄八」「東上総」の3曲があります。特に「庄八」「東上総」の二曲は、地方色豊かな内容です。これらは、調子が同じで、曲目が変わっても踊りは同じ振りで踊ることができます。曲には、囃子と唄が入り、囃子はツケ・オオカワ・コカワ・ショウ・シノブエの楽器を用い、唄はくどき調の文句となっています。唄の内容から、この盆踊りは江戸時代中頃から始められたのではないかと考えられています。
踊り手は一つの大きな輪となって、中央には囃子方が座り、また大蝋燭と提灯一張を明かりとします。
今日、各地では盆踊りが盛んに行われていますが、この盆踊りは古様を保つ貴重な芸能といえます。」
【この日の進行スケジュール】
19:00 来賓挨拶
19:15 盆踊り(権左が西国→東上総→庄八)
21:00ころ 終了
【メモ】
この日は八日市場公民館前で行われた八日市場盆踊保存会の定例発表会。米倉囃子連と砂原囃子連の演奏で保存会メンバーが踊りを披露。囃子方を中心に、輪になって時計回りにゆるゆると踊る。踊りの所作は違いがよく分からなかったが、曲の歌詞は興味深い。見物客は地元の皆さんが数人、カメラマンは市広報さんほか2人。駐車場は公民館裏手にあり。
同時刻に行われた萬町の盆踊り(150mほど隣)も見学。こちらは町内で踊る本来の盆踊りで賑やかに楽しめた。門前人さん、お世話になりました。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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