我孫子・竹内神社祭礼
我孫子市布佐で行われた竹内神社の祭礼を撮影。
布佐は、江戸時代、高瀬舟が行き交う利根川水運の港町として栄えました。
鎮守・竹内神社は、承平年間(931-8)の創建と伝わり、天之迦具土命(あめのかぐつちのみこと)と武内宿禰を祀っています。
祭礼(9月中旬)は、江戸・享保年間に始まったとされ、江戸文化の影響を受けた賑やかな山車祭りが特徴です。
高張提灯や猿田彦の先導で、重さ800kgを超える神社神輿が町内を渡御し、屋台5台(上町・1丁目・2丁目・3丁目・大和町)が神楽や獅子舞を演じながら供奉します。
中日と最終日の夜には、各町の屋台が集まって神楽の競演(競争ともいう)が行われます。
昨年は東日本大震災で液状化の大きな被害を受けて祭礼が中止。復興を願い、2年ぶりの催行となりました。
【今年の進行スケジュール】
9月15日 10:00~ 式典(竹内神社)
11:30~ 神輿渡御
21:00ころ 御仮屋入り
9月16日 19:30~ 山車競演(御仮屋前)
9月17日 11:00~ 神輿渡御式典(御仮屋前)
19:15~ 山車競演(ナリタヤ駐車場)
21:15~ 宮入り(竹内神社)
22:00ころ 終了
【メモ】
最終日の夜を撮影。当番町は3丁目。2年ぶりの催行で、競演会場はすごい観客と熱気。花火の合図で一斉に競演が始まる。お囃子は、上町が古戸囃子連、1丁目が上若連、2丁目がひょっとこ連、3丁目が神若囃子、大和町が大和囃子の皆さん。30分ほど競演の後、神社神輿が各屋台に丁寧に差して回り(2回)、竹内神社へ帰路につく。各屋台が続き、竹内神社参道の入口で神輿と別れを惜しむ。神輿は53段の石段を上がり、境内で差して宮入りとなる。古い形態を守り、礼節を重んじた熱い山車祭りで感動。
カメラマンは多数、神社に駐車場なし。反省点は神楽の競演で脚立を用意しなかったこと。競演中は屋台前で若衆が踊る。正面から近寄れないので、脚立で望遠で狙うのが吉。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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