青梅・青梅の獅子舞展
東京・青梅の市郷土博物館で開催中の企画展「青梅の獅子舞」展に行って来ました。
青梅市内に伝わる8つの獅子舞を取り上げ、使われる獅子頭や用具、演舞の写真を展示して紹介しています。
展示されているのは、都無形民俗文化財の「沢井の獅子舞」、市無形民俗文化財の「上成木高水山獅子舞」「成木熊野神社獅子舞」「野上春日神社獅子舞」「友田御嶽神社獅子舞」「鹿島玉川神社獅子舞」「梅郷獅子舞」「天之社獅子舞」です。天之社獅子舞は伊勢神楽系、他は三匹獅子系の獅子舞です。
入場無料ですが訪れる人はまばらで、囃子のテープが流れる会場はガランとしていました。青梅は古い形態を残す三匹獅子舞が多く残り垂涎の「獅子舞の宝庫」ですが、地元の関心は少ないのかな…。
展示図説があれば欲しいところでしたが、各獅子舞の公開日程や解説の印刷物が用意されており、貴重な資料が入手できました。「青梅の獅子舞」展は1月7日(土)~3月25日(日)まで、この日が最終日でした。
せっかく青梅に来たので、少し足を延ばして吉野梅郷へ。
クルマを置いて梅の郷を散策しました。例年なら梅は最盛期ですが、今冬の異常な寒さで開花は大幅に遅れています。
即清寺の「招春梅」、大聖院の「親木の梅」、観梅通りの「岩割の梅」、「鎌倉の梅」はどれも未開花。梅の公園も東口付近が七部咲きで、あとは蕾か咲き始め…。売店のおばさんも「こんなに遅いのは初めてだ」とぼやいていました。
それでも、青空の下、妻と自然の中をのんびり散策して、とても気持ちのいい休日でした。
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