宮崎・天安河原
妻と九州に行ったついでに,神楽の里・高千穂へ。
房総で神楽を撮っているうちに,高千穂と岩見の神楽はぜひ見たいと思うようになりました。神楽写真家・西平英生氏から「高千穂と岩見の神楽はぜひ見るべき」と聞き,ずっと気になっていましたが,やっと実現。
この日,プリウスのレンタカーで阿蘇の草原を走り,午後3時半ころ高千穂の旅館に到着。夕食まで間に,まずは天岩戸神社へ参拝。
天岩戸神社は,天照大神が隠れた岩屋を神体とする西本宮と,天照大神を祀る東本宮があります。西本宮には古い神楽殿があって,高千穂らしい古式豊かな舞台装飾が施されていたので撮影。
下の写真は,参道入口に立つ手力雄命の像です。こんな感じで岩戸をエイヤッと投げ,落ちた所が信州の戸隠だとの説もあります。
西本宮から岩戸川沿いに10分ほど歩くと,天安河原(あまのやすがわら)です。素戔嗚尊の悪行に怒った天照大神が岩屋に隠れ,世の中が真っ暗になった時,八百万の神々が集まり神議した場所とされています。大きな洞窟と,一面に積まれた石柱が神秘的。
神話にまつわる場所が現実に存在する不思議…。夜神楽への期待が高まります。
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