成田・雷神社オタチ(御太刀)
成田市山口の雷神社で行われたオタチ行事を撮影。
オタチ(御太刀)は、刀の形をした御神木を担いで地区内の家々を回り、区内安全と悪疫払いを祈願する行事です。かつては利根川や印旛沼流域に広く見られた風習です。
雷神社は山口地区(86戸)の鎮守で、オタチは毎年6月第一日曜日(旧行は6月1日)、太鼓の先触れで2mほどのオタチを担ぎ、起伏の激しい地区内を歩いて回ります。
かつては5mほどもある巨大なオタチを数人で担いで回ったそうで、拝殿の天井に大オタチが納められていました。
【この日の進行スケジュール】
8:00~ 縄ない(雷神社)
8:50~ 修祓(神職は参加しない)
9:00~ ムラ廻り
10:30~ 休憩(山口青年館)
12:30~ ムラ廻り
14:50~ オタチを納めて終了(雷神社)
【メモ】
オタチは、御神体を捧持して巡行する「神輿」より古い形態とされ貴重。留守や不幸があった家を除いて全戸を祓い清めて回る。午前中30軒、午後は50軒ほど回り、汗だくに。見学者はなく、カメラマンは7人。駐車場は神社にあり。休憩所では茹でたソラマメや自家製漬け物を頂き恐縮しました。区長さんを始め、地区の皆さん、ありがとうございました。
※詳細記事は,本宅サイト「ぐるり房総」に掲載。
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