市川・湊の水神祭り
市川市湊の水神宮で行われた水神祭りを撮影。
【現地解説板の説明】
「当祭礼は、古くから地元漁師の人々に豊漁、海難除けの守り神として崇められていたと伝えられています。
また、江戸川は生活水路でもあったので、船の安全運行、川遊びに興じる子どもたちの水難除けと水泳上達を祈願して、毎年六月末日の夜にお参りをしていたそうです。それがいつ頃からか定かではありませんが、祭礼の形態として年々盛大になり、地域の人々に親しまれてきました。
現在は、川が汚れ生活水路としての意味はなくなりましたが、水神宮はその後も水難除け、水泳上達、交通安全、受験生の合格祈願の神として崇められ、祭礼当日には数千名の参拝者があります。
祭礼当日は、多くの露天商が出店し、祭り情緒を盛り上げます。夕方五時頃から徐々に参拝者が増えてゆき、ピークは六時半頃から八時半頃までで、神社付近は身動きできないほどの人出になります。
自治会、育成会、青年会、婦人会、南行徳交通安全協会、自治会組長が総力をあげて祭礼行事の進行と事故防止に力を合わせ楽しいお祭りにしています。これからも地域の人々が楽しめる伝統ある祭礼として、存続させていきたいと考えております。
なお、平成十六年より祭礼運営上の関係から祭礼日を六月の最終土曜日としました。」
【この日の進行スケジュール】
11:00~ 水神宮にて神事(修祓→祝詞奏上→玉串奉奠)
11:25~ 御仮屋にて神事(修祓→祝詞奏上→玉串奉奠)
【メモ】
朝9時半ころ現地入り。水神宮と御仮屋の設営から見学。神事は船橋大神宮から神職を迎えて行われた。水神宮で15分ほどの神事の後、神輿の御仮屋へ移動(ただし地元の皆さんは「本部」と呼んでいた)。御仮屋で古い行道系の獅子頭と尻尾2対を発見。古老に聞くと、かつてはお囃子とともに神輿が渡御し、獅子が巡遊したとか。夜の縁日は大混雑するので、日中参詣に来た人を撮影して混み始める前に帰路へ。日中の参詣者は少なく、カメラマンは私一人。駐車場なく、スペースもなし(近くのコイン駐車場を利用)。
※詳細記事は,本宅サイト「ぐるり房総」に掲載。
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