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2011/05/29

Windows7 64bitのデメリット?

Windows7で64bit版を選んだ場合に生じるデメリットについて、備忘メモ。

【Adobe Flashを使ったページを表示できない】
ネットでは結構痛い。その都度Flash Playerのインストールを促されるが、32bit対応版しかないのでインストールしても結果は同じ。

【Active Xが使えない】
IEは64bit版と32bit版が両方インストールされるが、各種Active Xコントロールが32bitにしか対応していないので、実質IE32bit版しか実用にならない。←Firefoxなら大丈夫らしい。

【PDFファイルの取り扱いに制限が生じる】
Adobe Readerは32bitアプリで、Win7 64bit上で正常に動くものの、PDFファイルの検索機能が正常に動作しない。Adobeサイトの公式パッチで回避可能となる。
また、エクスプローラーでPDFファイルの内容がプレビューできない。レジストリに書き込まれたアプリケーションIDの問題らしく、非公式パッチがあるが自己責任。

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2011/05/15

秩父・横瀬の人形芝居

埼玉・秩父地方に伝わる横瀬の人形芝居を撮影。

110515江戸末期、三峯神社の参詣で逗留した江戸の説経節家元から、地元の農民が説経節を伝習し、節に合わせて人形芝居を創作したのが始まりと云われています。

人形師は地元の皆さんで、右手を衣装の背から差し入れ、人差し指と中指で頭と手を操り、左手で衣装などをさばきます。衣装の裾をさばく所作が茶道の袱紗(ふくさ)さばきに似ていることから「ふくさ人形」とも呼ばれます。豆人形を一人一体で操り、「廻り舞台」を使うのも特徴です。

演目は「小栗判官実動記-矢取の場」、「江戸紫恋緋鹿子-八百屋お七忍の場」、「芦屋道満大内鑑-葛の葉二度之別の場」、「日高川入相桜-清姫怨霊の場」の4演目(横瀬四説経)が伝わり、5月第二日曜日(定期公演)と10月最終日曜日(よこぜまつり)に公開されています(県無形民俗文化財)。

【この日のスケジュール】
13:00 開場
13:30 開演
第一幕「葛の葉機織の段」(35分)→秩父屋台囃子(太鼓演奏)→第二幕「清姫怨霊の場」(25分)
15:30ころ 終了

【メモ】
横瀬町民会館にて上演(例年は5月第二日曜日)。第一幕「葛の葉機織の段」は、助けた狐が化けた妻(葛の葉)と幸せに暮らす陰陽師の前に、本物の許嫁(葛の葉)が現れる物語で50年ぶりの復活上演(上の写真)。第二幕「清姫怨霊の場」は、いわゆる娘道成寺もので、恋した山伏に裏切られた清姫が怨霊のあまり龍となり、山伏を追う物語。横瀬人形芝居保存会が伝承(会長は5代目家元)。房総にはない芸能で興味深かった。ステージなのでノーストロボ・三脚撮影。小さな人形は動きが早く、顔にピントを合わせるのが至難。観客は120人と盛況、カメラマンは10人ほど。駐車場あり。
※関連記事は,写真ブログ「Perforation?」に掲載。

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2011/05/08

市原・島穴神社お田植祭

市原市島野の島穴神社で行われたお田植祭を撮影。

110508島穴神社は,風鎮めの神様・志那都比古尊(しなつひこのみこと)を祀る古社です。

お田植祭は,戦後長い間中断していましたが,平成3年に復活。現在は,毎年5月第二日曜日(旧行5月10日)に,五穀豊穣と災難消除を祈願して神饌田で行われています。

手持ちの資料では,式次第は「手水の儀」「田植えの儀」「豊栄の舞奉納」「玉串奉奠の儀」となっていました。

【この日の進行スケジュール】
9:00~ 谷島野はやし連によるお囃子
10:00~ 神事(拝殿前)
祝詞奏上→修祓→神饌田へ移動
10:10~ 神事(神饌田)
献饌→玉串奉奠→撤饌→田植えの儀
10:35ころ 終了

【メモ】
土曜の早朝,雨の神饌田を訪問。濡れながら設営中の皆さんから「明日だよ」と教わり,日曜に再訪。うって変わって五月晴れ。早乙女は地元の小学生女児が中心で,5町内から二人ずつ計10人。揃いの茜ダスキに菅笠姿が賑やかに水田に映える。耕作長の音頭でおっかなびっくり泥田に入り,慣れない手つきで苗を植える。1列植えて終了。巫女舞「豊栄の舞」は,巫女役が来れず省略。見物人は地元の皆さんと早乙女の親御さんが多数,カメラマンは7人。駐車場あり。
※詳細記事は,本宅サイト「ぐるり房総」に掲載。

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2011/05/01

船橋・高根町神明社の神楽

船橋市高根町の神明社で奉納された神楽を撮影。

110501【現地解説板の説明】
「この神楽は,明治の初めに風早村塚崎(沼南町)の神明社より習ったと伝えられてきた。近年見つけられた『歴代神楽連名簿』には『明治四年始同六年成』と記されている。
元旦午前,5月1日夜,10月15日夜は神楽殿にて,10月24日の夜には高根町秋葉神社でも演じられる。神楽を伝えているのは,高根の人達で構成する神明社神楽連である。
現在伝えられている演目は以下の14座である。1神子舞 2猿田彦命舞 3湯笹舞 4日本武尊舞 5鈿女之舞 6剣打之舞 7玉取舞 8大蛇舞 9神明舞 10恵比寿舞 11天狐之舞 12翁舞 13ぎおん舞 14天の岩戸舞
日本武尊舞・玉取舞・大蛇舞は,市内では高根だけで演じられる。使用する楽器と演奏者は,大胴(鋲打太鼓)1人,台拍子(締太鼓)1人,笛3人である。
神社の森に囲まれた神楽殿において夜行われる神楽には,厳粛な雰囲気とともに,五穀豊穣と村の安全を願ってきた高根の人達の気持ちが込められている。」

【この日の進行スケジュール】
18:00~ 神楽奉納
神子舞→猿田彦命舞→湯笹舞→玉取舞→神明舞→剣打之舞→翁舞→ぎおん舞
20:20ころ 終了

【メモ】
昨年に続き2回目の訪問。昨年の様子はこちら。例年,5月の祈願祭では八座を奉納。去年は日本武尊舞と大蛇舞,今年は玉取舞と,高根の独自演目を全部見ることができた。始まる頃に雨が降り始め,結局,最後まで雨。久々にOPTECHのレインスリーブに雨ガッパとゴム長靴で撮影。音録りは雨足が強くて断念。見物人も数人と少なく,カメラマンは3人。駐車場あり。
※詳細記事は,本宅サイト「ぐるり房総」に掲載。

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