南房総・賀茂神社大火祭
今年の撮り納めは,南房総市(旧丸山町)の賀茂神社で行われた大火祭を撮影。
【現地解説板の説明】
「毎年十二月の大晦の夜行われる。三メートル余りの高さに生木を積み上げ深夜に点火して歳神様のお降りを仰ぎ,神域はむろん部落を浄め,悪霊を払い,心木の燃えて倒れる方向を吉方とする。各家はその年の火種として枝木にうつし帰り,灰は家の周囲に撒いて病魔を追い払うまじないとする。神社では,参拝者に大豆の強飯(粳0.5,糯2.5,大豆若干の割合)を与え無事息災を祈る。」
【この日の進行スケジュール】
18:30~ 社殿,樹木に放水(消防団)
19:00~ 点火(太鼓→氏子総代長)
たいまつで東西南北の順に点火
20:40ころ 心木が燃えて倒れる
21:00ころ ほぼ終了
【メモ】
生木の積み上げは12/28に,神事は12/30に,それぞれ行われたとのこと。合図の太鼓が鳴ると,地区の皆さんが次々に古い神札を燃やしに来ます。心木(椎の生木)が倒れたのは点火から1時間40分後。今年の吉方は「南」と出ました。見物人は,点火時は地区の皆さんが大勢ですが,30分ほどでいなくなり,心木が倒れるころには役員さんだけ。カメラマンは2人。大豆の強飯がおいしかったです。氏子総代長さん,役員の皆さん,お忙しい中,色々教えていただきありがとうございました。
※詳細記事は,本宅サイト「ぐるり房総」に掲載。
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