松戸・万作踊り
松戸市民会館で行われた「松戸の万作踊り」を撮影。
万作踊りは,鎌倉末期に時宗の僧侶が諸国に広めた念仏踊りに,飴屋や座頭・瞽女(ごぜ)などの唄や踊りが取り入れられ,庶民の娯楽として発展したものです。
関東地方に広く見られ,「小念仏」「お洒落(おしゃらく)」「手踊り」「飴屋踊り」などとも呼ばれています。
松戸では,念仏講で踊ったほか,農閑期に一座を組んで興行に出かけることもあったとか。現在,「播州高砂」「世直し」「木更津」「越後評判広大寺茶屋」「越後評判本尊場」「新川」「白舛」「飴屋踊」の演目が伝わり,一人で踊るもの,数人で踊るもの,芝居的要素の強いものと様々です。
特に,段物と呼ばれる芝居色の強い「越後評判」は,万作踊り本来の特徴を良く残しています(県指定無形民俗文化財)。
【この日の進行スケジュール】
9:40~ 開演
9:45~ 万作踊り(万作踊り松戸保存会)
高砂(3種類)→白枡→越後評判広大寺茶屋→木更津→飴屋
10:20~ 万作踊り(各グループ)
踊りやカラオケの発表→昼休み→踊りやカラオケの発表・アトラクション
【メモ】
毎年恒例の「おさらい会」にて撮影。万作踊り本来の演目は,開演後の30分間に保存会が披露。その後は,各グループの踊りやカラオケの発表に移ります(レコード歌手のアトラクションも)。万作踊りは,芸能祭の舞台以外ではなかなか見ることができず,未だに全演目は見学ならず。ステージ撮影なので三脚使用,シャッター優先でノーストロボ撮影。見物客は関係者多数,カメラマンは2人。駐車場なし(近くにコインパーキング多数)。
※詳細記事は,本宅サイト「ぐるり房総」に掲載。
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