東金・下谷羯鼓舞
東金市下谷の「下谷ふれあいまつり」で行われた下谷羯鼓舞を撮影。
下谷日枝神社に伝わる羯鼓舞は,神社例祭(毎年2月節分後の初申に近い日曜日)に,境内で奉納されます。神社で五穀豊穣・子孫繁栄を祈って「四方がかり」を舞った後,集落の悪疫退散を祈って村廻りが行われます。
もとは江戸初期に神社勧請の折り,御分霊の巡行の露払いとして舞われた羯鼓舞を,地区の長男に伝習したものと伝わります。
この日は,地区の手作りイベントの中で演じられました。
【この日の進行スケジュール】
10:00~ ふれあいまつり
12:10~12:30 羯鼓舞(日枝神社氏子中)
ひざおり→ふりだし→お囃子→(休憩)→四方がかり
【メモ】
イベントのプログラムの一つとして公開。ただし,氏子中によれば,神社例祭での舞とほぼ同じ内容とのこと。後継者がおらず,継承が難しそう。舞は各5分程と短く,構図を考えている余裕なし。見物人は地元の人たちで,カメラマンは5人。甘酒と豚汁をごちそうになりました。駐車スペースあり。
※詳細記事は,本宅サイト「ぐるり房総」に掲載。
【2017.11.7追記】
「灰虚趣戯」の薙さまから、「ふれあい祭り」への出演は演者不足のため現在行っていないとの情報を頂きました。後継者難が深刻で、継続が心配です。
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