香取・境宮神社十二面神楽
香取市(旧小見川町)一ノ分目の境宮神社で行われた神楽を撮りに行って来ました。
江戸中期から続く五穀豊穣祈願の十二座神楽ですが,後継者難で昭和43年を最後に二十年間中断しました。
昭和50年初めに神楽囃子が,昭和63年に神楽が復活しました。現在は,一之分目神楽保存会の皆さんが継承し,毎年3月27日前の日曜日,境宮神社の拝殿で奉納されています。
午前11時半に現地到着。神楽は正午に始まりました。この日の演目は,猿田彦,三宝荒神,八幡神,天乙女命,天手力男命,天宇受売命,白狐,稲荷,恵比寿(右の写真)と火男,〆は建速須佐之男命の十座でした。猿田彦の舞い時間は1時間50分に及びました。ひとつの演目が終わるごとに餅撒きがあり,午後5時半ころ終了しました。
今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,SB-800×2でした。神楽殿は床が低く,正面と左が開いています。脚立は不要で,あまり使いませんでした。
見物人は,地元の人たちが結構来ていて,アマチュア・カメラマンは十数人でした。
(2015.3.22追記)境宮神社十二面神楽は、2015年1月の神社焼失で神楽道具が失われたため、現在は中断しています。
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