松戸・大橋の獅子舞
松戸市大橋の胡禄神社で行われた獅子舞を撮りに行ってきました。
五穀豊穣を祝い,毎年10月28日(宵宮)と29日(例祭)に神社に奉納されます。
文献がなく伝承は不明ですが,江戸時代初期から続くと云われ,和名ヶ谷(日枝神社),上本郷(風早・明治神社)の獅子舞とともに市無形民俗文化財です。
午後7時半,拝殿から,道化の猿を先頭に獅子がゴザ敷の舞台に舞い込みます。
獅子は,先獅子・中獅子・後獅子の三匹です。特に演目がある訳ではなく,笛と唄いに合わせて,三匹がほぼ同じ所作で舞い,個別の舞いはありません。おしゃらく獅子とも云われ,地面でなくゴザの上で舞い,袖口から色襦袢を覗かせ,膝立ちで舞う所作があり,お囃子に唄いが入るなど,他地域にはない特徴があります。後半に女獅子隠しがあり,舞い時間は1時間ほどでした。
今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,SB-800×2でした。舞手との距離が近く,広角端の縦位置でストロボを多用することになり,画面構成と露出が難しかったです。人出を避けて宵宮を取材しましたが,地区の皆さんのみで観客は少なく,アマチュア・カメラマンは私を含めて3人でした。
※追記:2013年から催行日が10月最終土日曜日に変更されました。
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