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2009/10/28

松戸・大橋の獅子舞

松戸市大橋の胡禄神社で行われた獅子舞を撮りに行ってきました。

091028五穀豊穣を祝い,毎年10月28日(宵宮)と29日(例祭)に神社に奉納されます。
文献がなく伝承は不明ですが,江戸時代初期から続くと云われ,和名ヶ谷(日枝神社),上本郷(風早・明治神社)の獅子舞とともに市無形民俗文化財です。

午後7時半,拝殿から,道化の猿を先頭に獅子がゴザ敷の舞台に舞い込みます。
獅子は,先獅子・中獅子・後獅子の三匹です。特に演目がある訳ではなく,笛と唄いに合わせて,三匹がほぼ同じ所作で舞い,個別の舞いはありません。おしゃらく獅子とも云われ,地面でなくゴザの上で舞い,袖口から色襦袢を覗かせ,膝立ちで舞う所作があり,お囃子に唄いが入るなど,他地域にはない特徴があります。後半に女獅子隠しがあり,舞い時間は1時間ほどでした。

今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,SB-800×2でした。舞手との距離が近く,広角端の縦位置でストロボを多用することになり,画面構成と露出が難しかったです。人出を避けて宵宮を取材しましたが,地区の皆さんのみで観客は少なく,アマチュア・カメラマンは私を含めて3人でした。

※追記:2013年から催行日が10月最終土日曜日に変更されました。

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2009/10/18

松戸・古式神幸祭

地元・松戸神社で11年ぶりに行われた古式神幸祭を撮りに行ってきました。

091018この神幸祭では,珍しい四神像(右の写真,左から青龍,朱雀,白虎,玄武)が街を巡幸するのが特徴です。

四神は東西南北の守護神として,古くから宮中で使われました。江戸期には一般の祭礼でも使われるようになりましたが,明治になると使用が制限され,急速に庶民の前から姿を消しました。松戸の祭礼では,昭和初期まで四神が巡幸したようですが,その後は長く忘れられていました。

平成2年の神幸祭で60年ぶりに四神が復活し,松戸神社の例大祭(10月18日)が日曜日に当たる年に古式神幸祭が執り行われています。今年は,前回(平成10年)から11年ぶり,3回目の開催。四神が巡行する祭りは全国的にも珍しいそうです。

午前9時半,松戸神社の神輿蔵で神事が行われました。午前11時,神社提灯を先頭に神幸行列が神社を出発。行列は,稚児行列,猿田彦,大榊,四神の像,獅子屋台,神社神輿など,総勢600名の長い列が続き,なかなか圧巻です。旧松戸八か町(1~3丁目,宮前町,角町,下横町,納屋川岸,平潟)を巡行し,午後5時,神社に還御しました。

今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,夕方はストロボ(SB-600,SB-800)を使用しました。行列が長いので,どこをどう切り取るか,構図の判断が難しかったです。見物人とカメラマンはものすごい数でした。次回の開催は,6年後だそうです。

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2009/10/03

D700の感度自動制御

ニコンD700の感度自動制御について,北村智史氏がデジカメWatchでレポートしていました。D300も同じなので,内容を引用してメモに残します。

091003【前提】感度自動制御をISO200,上限感度ISO6400,低速限界(シャッター)速度1/15秒に設定。各モードでカメラがどのように制御するかを実験。

【露出優先モード】1/15秒を下回ると,1/15秒をキープしたままISO感度がUP。上限6400でもアンダーになるときは,今度はシャッター速度が遅くなることで適正露出をキープ。

【シャッター優先モード】絞り開放でも適正露出が得られないときは,ISO感度がUP。上限6400まで上がってもダメなほど暗いと,素直に露出アンダーに。シャッター速度を下げて適正露出をキープすることはしない。

【マニュアルモード】ISO200~6400の間で,撮影者が設定したシャッター速度と絞り値で適正露出になるようにISO感度を調整。事実上のAEと同じ。200でも明るすぎるときは素直にオーバーに,6400でも暗すぎるときは素直にアンダーになる。

写真は,記事とは関係ありません。昨年末の北千住駅前にて。Contax G2+Biogon T* 28mmF2.8,フィルムはDNP CENTURIA400。

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