八千代・勝田の獅子舞
八千代市勝田地区で行われた獅子舞を撮りに行ってきました。
もとは二百十日に当たる9月1日に五穀豊穣と雨乞いを祈願して奉納されましたが,現在は毎年9月第1日曜日に,勝田大同団(若者組)の皆さんにより継承されています。
江戸時代から続き,オヤジ・セナ・カカの三匹獅子が腹に付けた鼓を叩きながら舞います。同じ八千代の佐山地区に伝わる獅子舞が「武士の獅子舞」と例えられるのに対し,勝田の獅子舞はその素朴さから「農民の獅子舞」と云われています(市無形民俗文化財)。
午前10時半から,円福寺で初心者がモトギリを半分だけ舞います(ハンシバ)。次に,行列を連ねて駒形神社へ移動し,残りハンシバを舞って午前の部が終了です。ここまでは30分ほどでした。
午後の部は午後3時から。待ち時間は,市立郷土博物館に移動し,資料室で八千代の獅子舞に関する資料を熟読して神社に戻ります。
午後3時,神社で初心者によるモトギリ(30分)が始まりました。おひねり(福銭撒き)があるので,狭い境内が見物人でいっぱいです。おひねりが終わると,午後4時ころから修練者によるハタカケ(50分),午後5時すぎから先輩格によるタネ(10分)が披露されました。最後に,神主さんの口上と手踊り,全員が輪になってミノコ踊りをして,再び行列を連ねて円福寺へ戻ります。
寺では,午後6時ころから初心者がハンシバを舞い,神主さんの口上と手踊り,全員でミノコ踊りをして,午後6時半ころお開きとなりました。
今回の機材はDX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,SB-800×2でした。反省点は,フラッシュ撮影でのピント外れが多かったこと。D300でSB-800のAF補助光使用時に選択できるフォーカスポイントって限られていたんですね(取説P361)。勉強不足でした(汗)。
獅子舞は,午後の部が本番で,おひねりが終わるまでは人が多く,撮影場所の移動は困難です。ハタカケでは,アドリブがあったり,カカ獅子が幼児を抱きかかえて泣かせたりと見どころが多く,見物人も減るのでお勧めです。アマチュア・カメラマンの数も多かったです。
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