野田・ばっぱか獅子舞
野田市に伝わるばっぱか獅子舞を撮りに行って来ました。
もとは大杉神社に元禄6年(1693)から伝わり,清水八幡神社の祭礼(毎年7月24日)の夜,神社境内の特設舞台で行われます。居合術,棒術,三匹獅子舞の3要素で構成され,下総地方の獅子舞の古い形態をよく残しており,県無形民俗文化財です。
午後7時から,地元小学校の郷土芸能部の発表があり,午後7時半から,地元保存会による居合術が始まりました。次いで棒術が披露されます。居合と棒術の実演は数分と短め。その後,三匹獅子舞が舞います。
腹につけた鞨鼓はやや大きめ。バチで叩く音が「ばっぱか」と聞こえるので「ばっぱか獅子舞」と呼ばれています。演技は,居合→棒術→三匹獅子舞と繰り返しながら2時間ほど続き,午後9時ころお開きとなりました。
今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,SB-800×2でした。特設舞台は微妙な位置に欄干があり,演者の手もとや足もとを遮ってしまうのが残念でした。舞台左ソデから撮ると,背景にお囃子連のテントが写り込むなど,撮影条件はよくありません。純粋に郷土芸能の発表として見学に徹するのが吉かも知れません。
雨にもかかわらず見物人は多かったですが,アマチュア・カメラマンは数人程度でした。
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