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2009/07/27

旭・太田のエンヤーホー

旭市の太田八坂神社で行われたエンヤーホーを撮りに行って来ました。

090727江戸時代から続く五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する神事で,八坂神社の祇園祭(毎年7月27日)の夜に行われます(県無形民俗文化財,国記録選択無形民俗文化財)。つく舞の一種ですが,ここでは人々の掛け声「エンヤーホー」(陰陽法)にちなみ,太田のエンヤーホーと呼ばれています。

午後4時ころ,現地に到着。神社で世話人さんに開始時刻を伺うと「神輿が還御してからなので,何時になるか分からない」とのこと。目安は午後8時ころだそうで,それまで地区内を練り歩く神輿やお囃子を撮りながら待ちます。

午後8時ころ,神輿が神社に戻ってきました。名残を惜しみ門前で激しく揉んだ後,還御。午後8時半,エンヤーホーが始まります。踊りは,青獅子,赤獅子→みみずく,鹿,鶴が畑を荒らす→ひょっとこ,おかめが子孫繁栄→旦那が登場します。踊りの間,周囲からは「エーンヤーホー」と独特の調子で掛け声をかけ続けます。

午後9時すぎ,曲芸舞の演者が到着。本来なら,ここで赤獅子の面をつけて津久舞柱に登り,曲芸舞を披露するところですが,このころ雨が土砂降りに…。結局,柱での曲芸舞は中止となり,おひらきとなりました。

今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,SB-800でした。反省点は,雨対策を怠ったこと。ハンドタオルやプロテクトフィルターは用意していましたが,土砂降りでは役不足…。機材を濡らすのが気になって撮影に集中できないくらいなら,カメラ用のレインジャケットを用意すべきでした。
たくさんの見物人はほとんどが地元の人で,アマチュア・カメラマンも数人程度でした。

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