印西・鳥見神社の獅子舞
印西市平岡の鳥見(とみ)神社で行われた獅子舞を撮りに行ってきました。
平岡鳥見神社の春の例大祭に奉納される獅子舞は,もとは室町後期から大森鳥見神社で舞われていたものが,延宝6年(1678)に平岡鳥見神社に移されたそうです。地区の苗代の種まきが終わってから,悪魔祓いと豊作を祈願して奉納する三匹獅子舞で,県無形民俗文化財です。
神社近くの臨時駐車場に車を置き,準備会場の平岡自治会館へ。会館前では本番さながら最後の練習舞が行われていました。午後0時半,平岡会館を出た練り行列は,20分ほどで神社へ入り,引き続き神事が行われます。
午後1時半,一の舞い(1回目)が始まります。じじ(親獅子=写真,クリックで拡大)・せな(若獅子)・かか(雌獅子)と呼ばれる一人立ちの三匹の獅子が,腹に付けた小太鼓を叩きながら激しく舞います。演目は,初の舞,二の舞,弓越え,寝起き,勇んで三角,蚯蚓(みみず)拾い,喧嘩,仲直り三角,大廻り,抽籤(くじ)びきでした。午後2時半ころ舞い終わると,20分ほど間が入り,新人の舞人による二の舞(2回目)が始まります。午後3時半ころ,獅子舞が終了して盛大な餅撒きが行われ,お開きとなりました。
今回の機材はDX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,SB-600,SB-800でした。拝殿前の広場では,両脇に観客席が設けられ,目の前で獅子が舞うのでゆっくり見物できます。舞い時間が長く,シャッターチャンスは豊富ですが,境内は樹々で薄暗い上,獅子の動きが激しく,被写体ブレには注意が必要でした。小さな神社のお祭りですが,アマチュア・カメラマンは多かったです。
| 固定リンク | 0
« 一宮・お田植え祭 | トップページ | 茂原・牡丹園 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント