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2009/03/15

九十九里・西ノ下の獅子舞

九十九里町西ノ下地区に伝わる獅子舞を撮りに行きました。

090315八坂神社の例祭に奉納される獅子舞は,江戸期の1819年,神社勧進のとき,江戸の魚河岸から神輿が寄進され,その露払いとして伝えられたもので,県無形民俗文化財です。

正午ころ,八坂神社に到着。祭礼の幟が出ていますが誰もいません。聞けば神輿は片貝浜に行っているそうで,機材を担いで500mほど離れた浜へ向かいます。
午後1時,浜のお仮屋で神事が始まり,獅子舞が舞います。それからお囃子,引き太鼓,神輿の順で巡行が始まりました。地区内を巡行しながら,獅子舞は氏子の家を回って舞います。悪疫退散を祈願するそうです。午後2時すぎ,神輿が片貝海岸に到着。ここから海に入る「汐ふみ」が始まります。海から上がった神輿の前でも獅子舞が舞います(上の写真,クリックで拡大します)。
神輿と獅子舞は,再び地区内を回りながら八坂神社を目指します。神社に還御したのは午後5時すぎ。最後に獅子舞が奉納されてお開きとなりました。

今回の機材はDX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,ストロボはSB-800でした。反省点は,リサーチ不足だったこと。何せネット上でも祭礼日の正確な情報がなく,無駄足を覚悟して現地入りしました。世話役さんの話では,村回りは2日間にわたって行われるので,本祭は3月第3日曜が正しいようです。
獅子舞は,祭礼や村回りで舞う平獅子で,1回の舞い時間は短いです。その上,各戸の中で舞うので外からは見えません。必然的に舞っている獅子を撮るチャンスは限られます。そのせいでしょうか,アマチュア・カメラマンは数えるほどでした。

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