稲毛・浅間神社など
春に三日の晴れ間なし…と言いますが,本当に天気が安定しません。
晴れた日曜日,かねて計画していた富津(飯野陣屋跡)の取材に行く途中,稲毛浅間神社に立ち寄りました。
開創は大同3年(808)と古い神社ですが,拝殿などの建物は昭和~平成の建築で近代的なイメージです。境内の松林では寒桜の若木が花をつけていて,春を感じました。
鳥居を出て,近くの旧愛新覚羅溥傑邸へ向かいます。溥傑は,中国のラスト・エンペラー愛新覚羅溥儀の実弟です。30歳の時,日本の華族の娘・浩(ひろ)と結婚し,新婚時代の6か月を過ごした家が残っています。よく手入れされた庭に回ると,紅梅や福寿草が咲いていました。
溥傑邸を出て,少し歩いて「市民ギャラリーいなげ」へ。この洋館は,ワイン王で知られる神谷伝兵衛が大正期に建てた別荘です。当時,この辺は白砂青松の海岸で,海水浴場があり,東京の富豪の別荘が建ち並んでいたそうです。
千葉市内も見どころが多いです。いずれ各区ごとに記事をまとめたいと思っています。
| 固定リンク | 0 | コメント (0) | トラックバック (0)