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2009/02/22

稲毛・浅間神社など

春に三日の晴れ間なし…と言いますが,本当に天気が安定しません。

090222晴れた日曜日,かねて計画していた富津(飯野陣屋跡)の取材に行く途中,稲毛浅間神社に立ち寄りました。
開創は大同3年(808)と古い神社ですが,拝殿などの建物は昭和~平成の建築で近代的なイメージです。境内の松林では寒桜の若木が花をつけていて,春を感じました。

鳥居を出て,近くの旧愛新覚羅溥傑邸へ向かいます。溥傑は,中国のラスト・エンペラー愛新覚羅溥儀の実弟です。30歳の時,日本の華族の娘・浩(ひろ)と結婚し,新婚時代の6か月を過ごした家が残っています。よく手入れされた庭に回ると,紅梅や福寿草が咲いていました。

溥傑邸を出て,少し歩いて「市民ギャラリーいなげ」へ。この洋館は,ワイン王で知られる神谷伝兵衛が大正期に建てた別荘です。当時,この辺は白砂青松の海岸で,海水浴場があり,東京の富豪の別荘が建ち並んでいたそうです。

千葉市内も見どころが多いです。いずれ各区ごとに記事をまとめたいと思っています。

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2009/02/14

Core i7考

デジタル一眼レフの高画素化にともなって肥大化する画像ファイル。
今のメインPCはCore2 Duoの自作機で,D300クラスのRAW現像ならそれほどストレスはありません。でも,今後を考えると最新のCPUは気になります。

090214ちまたの噂では,最新のCore i7は,廉価版のi7-920でも軽くCore2 Quad系の性能を凌駕するとか。今朝のPCデポの広告では,Core2 Quad Q9550/2.83GHzが2万7700円,Core i7-920/2.66GHzは2万9700円。でも,Core i7だとマザーボードとメモリーも総取っ替えで組み替える必要があり大出費に。そこで,新旧CPUの性能差が気になるところです。

タイムリーに日経PCオンラインにQ9550とi7-920の自作記事が出ていました。それによれば,動画エンコードではi7-920が1~2割ほど速く,総合性能ベンチマークではQ9550がやや速い,3D描画性能ではi7-920がやや速い結果でした。でも,総合ベンチも3D描画もその差は僅かですから,動画をやらない私の場合はCore2系で充分みたいですね。

このところ,撮影機材の買い増しで出費がかさんでいるので,実際に改造するのはもう少し先になりそうです。

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2009/02/11

熱海・澤田政廣記念美術館

梅を楽しんだ後,澤田政廣記念美術館に立ち寄ります。

090211熱海出身の彫刻家・澤田政廣氏(1894-1988)は,躍動的な彫像が特徴で,文化勲章を受章しています。
彫刻だけでなく,絵画や陶芸など,幅広い芸術ジャンルで活躍した芸術家です。

美術館のエントランス・ホールの天井には,晩年のステンドグラス作品「飛天」がはめ込まれています。妻はステンドグラスが趣味なので,さっそく館内へ。

手入れの行き届いた庭園にも,氏の彫刻作品が展示されています。写真は,その内の一点。すみません,作品のタイトルは忘れました(汗)。
後ろに咲いているのは,梅ではなく「あたみ桜」。「あたみ桜」って何だ?と調べてみると,どうやらカンザクラの一種(というか,そのもの?)らしいです。河津桜より早く,すっかり満開になっていました。

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2009/02/08

熱海・熱海梅園

梅の香りを求めて,妻と熱海梅園へ行って来ました。

090208熱海梅園は,日本一早咲きの梅で知られています。
もとは,明治19年に横浜の豪商・茂木惣兵衛氏が造成し,熱海に大正天皇の御用邸があったころは御料地になっていたそうです。地元の旅館組合が管理していましたが,昭和35年,熱海市に払い下げられて公園になりました。

今年は,開園以来120年ぶりの大リニューアル工事を終え,梅の木々が若返ったそうです。
山あいの斜面に広がっているので,高い所から見ると園内が一望できます。早咲き種の八重寒紅(紅)や玉牡丹(白)などはほぼ満開。中咲き種が開き初め,遅咲き種のつぼみも大きく膨らんでいます(上の写真,クリックで拡大します)。
全体ではちょうど5分咲きだそうで,小春日和の暖かさも手伝い,人も花もいっぱいでした。

今回から,機材はAF-S DX 17-55/2.8G+D300(1号機)に加えて,AF-S VR 70-200/2.8G+D300(2号機)を投入しました。レンズ交換の必要がなくなり,撮影に集中できていい感じです。

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2009/02/01

旭・水神社永代大御神楽

旭市後草(うしろぐさ)地区の水神社に伝わる永代大御神楽を撮りに行って来ました。

090201村の鎮守に鎌倉期から伝わる農民神楽で,詳しい情報がありません。そのため,午前11時半ころ,早めに現地入りしました。
近くの空き地に車を置き,機材と脚立をかついで神社へ向かいます。アマチュアカメラマンが数人だけで,関係者は誰もいません。午後1時半,小道具を積んだ軽トラがやって来て,舞台のセットが始まりました。午後2時過ぎ,神楽を舞う稚児や若衆の行列が到着。拝殿で神事の後,午後3時ころ,いよいよ神楽の始まりです。

演目は,猿田彦命(右の写真,クリックで拡大します),天細女命,参宝荒神,八幡神,天手力男命,榊葉命,稲荷保食命,田神種播,春日大神,恵比須大黒,乙女の命,素盞鳴尊の12目です。途中で2度,稚児の華麗な「浦安の舞」が入ります。舞方の若衆も稚児役も練習時間の確保が難しいようですが,皆さん,上出来だったのではないでしょうか。全演目が終了したのは,とっぷり日が暮れた午後6時過ぎ。最後に餅やお菓子を撒いてお開きになりました。

今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300,ストロボはSB-600でした。約3時間の長丁場なのと,舞台際に近寄れるので,シャッターチャンスは豊富です。脚立は,むしろ待機中のイス代わりに重宝しました。日が暮れると冷え込むので防寒対策は必須です。

今回,初めて神楽を見ました。由来や演目の説明が分かれば,もっと楽しめたかも知れません。今,詳しい情報を収集中なので,いずれ整理して本宅サイト「ぐるり房総」に掲載する予定です。

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