« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008/11/30

千葉・ポートパーク

養老渓谷の取材に出たついでに,千葉港へ。

081130工業港ですが,一部がポートタワーや人工海浜のある公園になっています。
広場のフリーマーケットを覗いたり,砂浜でお弁当を食べたりしただけですが,天気が良かったので気持ちよかったです。愛犬も,砂浜を思い切り駆け回って楽しそうでした。

写真は,私には珍しく「人物入り」のスナップです(笑)。妻のD40を借りて撮りました。D40+AF-S DX 18-55mmF3.5-5.6GIIは,とっさに撮るには軽くて使いやすいです。被写体によっては,D300+大口径ズームを持ち出すのが馬鹿らしくなるほどです(汗)。

この日は,遠く富士山が見えました。今度は,ちゃんと三脚立ててD300+大口径ズームで「千葉ポートタワーと富士山」を撮ってみたいと思います。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/26

栃木・旧例幣使街道

街の北エリアの旧例幣使街道を歩きます。

081126江戸初期,日光に東照宮が造営され,毎年,朝廷から例幣使(勅使)が下向しました。栃木も宿場町として栄えました。かつて勅使が通った道は,ほとんど姿を消していますが,北エリアには今も旧街道の趣きが残っています。

写真は,旧街道での1枚。古い見世蔵や民家に感心しながら,ぶらり撮り歩きます。
目指すは,「あぶでん」こと,江戸・天明年間に創業した「油屋伝兵衛」です。もともと油屋でしたが,幕末から味噌蔵に変わったそうです。
お目当ては,ここの味噌田楽。里芋,こんにゃく,豆腐に秘伝の味噌をつけた素朴な田楽ですが,とても美味しかったです。

あぶでんで休憩した後,再びうずま川に沿って歩いて戻りました。古い街並み,地元の人との触れ合い,おいしい物にたくさん巡り会い,いい旅でした。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/25

栃木・神明宮

栃木の地名のもとになった神明宮を訪ねました。

081125創建は室町期で,本殿は伊勢神宮と同じ神明造りです。伊勢神道の内宮は,屋根の上に鰹木8本を並べ,両端に交叉させた木(千木)が組まれます。
併せて10本の千木・鰹木なので「とちぎ」→栃木になったとか。

ちなみに,千木の先端が垂直に削ってあれば男神,水平なら女神といいます。
この神明宮は,千木の先端が水平に削っていますから,きっと女神を祀っているのでしょう。
ちょうどお宮参りの若夫婦が参っていて,いい雰囲気でした。

次は,北エリアの旧例幣使街道へ向かいます。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/24

栃木・山本有三ふるさと記念館

「路傍の石」の作者・山本有三は,ここ栃木の生まれです。

081124市の中心部に,山本有三生誕の地の小さな石碑がありました。見世(店)蔵を改造した記念館は,生家とは違うようですが,書斎を再現した部屋があって,文学的な雰囲気が味わえます。

実は,山本有三は,房総にもゆかりがあります。代表作の一つ「真実一路」は,外房の大原海水浴場の情景を描いています。執筆中に滞在した旧大原町(今のいすみ市)には,真実一路の碑や一路橋という橋があります(あ,これも房総学検定の頻出です)。

青年期に栃木を飛び出し,長く東京に住んで,国会議員にもなったんですね。知りませんでした。東京・三鷹市には,瀟洒な洋館の旧宅が「山本有三記念館」として残っているそうで,そのうち訪れてみたいです。

次は,「とちぎ」の名前の発祥の地,神明宮へ向かいます。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/23

栃木・うずま川

妻と栃木路の栃木散策に行ってきました。

081123栃木市を訪ねるのは初めてです。明治17年まで,栃木県の県庁所在地だったそうです。江戸初期,日光東照宮の物資を巴波(うずま)川の舟運で運び,例幣使街道の宿場となって人や物が集まり,明治初期まで大そうな繁栄ぶりだったとか。

カメラを提げてぶらぶらと歩き,うずま川へ。写真は,川畔に残る旧木材回漕問屋の蔵屋敷です。川に沿って歩くと,あちこちに大きな蔵屋敷が残っていて,いい雰囲気です。
蔵が多く残る川越(埼玉)や佐原(千葉)と似てるなあと思っていたら,栃木を含めた3都市で「蔵の街サミット」を開いたそうで,いやいや勉強不足で失礼しました(笑)。

次は,川畔を離れて山本有三ふるさと記念館へ向かいます。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/22

松戸・21世紀の森と広場

今日は「いい夫婦」の日だそうです。だからではありませんが,妻と21世紀の森と広場に行って来ました。

081122晴れた週末は久しぶりです。妻のD40の試し撮りと,最近始めた風景写真講座の提出課題探しを兼ねて出かけました。

紅葉も平地まで降りてきましたね。公園の樹々がだいぶ色づいていました。
陽だまりが暖かく,茶屋で甘酒をいただきながら散策しました。

今回の提出課題のテーマは,「身近な風景」かつ「何に心を動かされて撮ったのかが分かる写真」です。うーむ,ファインダーのピントは合っても,心のピントが合っていなければダメなので,結構難しいですね。結局,今日は心に響いてシャッターを押した写真は撮れませんでした。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/17

日光・大猷院廟

大猷院廟は,3代将軍家光公を祀っています。

081117家光公は,祖父家康公を崇敬し,東照宮を現在のような壮麗な姿に大造営しました。自らも日光に葬られることを望み,輪王寺の大猷院廟奥の院に眠っています。
大猷院廟は,家光公の遺言で東照宮より華美にならないよう配慮されています。それでも,建築と装飾は,まさに江戸初期の粋を集めた見事なものです。

写真は,いちばん大きい二天門(国重文)です。「大猷院」の扁額は,後水尾天皇の筆によるそうです。

大猷院は,日光山内では,東照宮や二荒山神社からさらに奥まったところにあります。そこそこ紅葉樹があり,観光客も少ないので,静かな気持ちで撮影できます。

久しぶりの晴天に,のんびり日光山内を散策できて満足でした。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/16

日光・逍遙園

紅葉を求めて,輪王寺の逍遙園へ。

081116輪王寺は,奈良期に勝道上人が開きました。古くは「満願寺」と称しましたが,江戸初期に朝廷から今の山号を賜り,以後,門跡は朝廷の法親王から迎えました。

逍遙園は,京の都から関東に下った門跡の心を癒すため,近江八景を模して造られた和庭園です。11代将軍家斉のころに大改造され,今のような池回遊式庭園になりました。余り広くはありませんが,この時期,紅葉が見ごろを迎えていました。

実は,日光山内二社一寺のエリアで紅葉スポットは,この逍遙園か大猷院(家光廟)くらいです。東照宮は紅葉樹が極端に少なく,今回はパスしました。
写真は,逍遙園での1枚。久々の晴天で気持ちよく撮影していたら,あらら,D300のシャッターが時々切れなくなって焦りました。

次は,参道を大猷院(家光廟)へと向かいます。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/11/15

日光・神橋

日光市街を抜け,赤い神橋が見えると,東照宮はすぐそこです。

081115神橋は,奈良末期,霊峰二荒山頂に向かう勝道上人が大谷川の激流に阻まれて途方に暮れていた時,深砂大王が表れて二匹の蛇を橋としたのが始まりだそうです。
蛇橋を渡った上人は,無事山頂をきわめて二荒山神社の礎を築き,日光開山の祖となりました。

永く簡素な橋だったようですが,江戸期に二荒山に東照宮が造営されると,現在のように朱塗りの立派な橋になりました。同時に,将軍や勅使だけが渡る橋に格上げされ,一般用には隣に日光橋が架けられました。
なので,この橋は二荒山神社の橋なんですね。ずっと東照宮の橋だと思っていました。

国の重文&世界遺産に指定されていますから,通行は制限されています。渡橋料300円で通れますが,渡ってUターンして戻ってくる順路なので対岸には抜けられません。
眼下に流れる大谷川は,中禅寺湖から華厳の滝を落ちてきた清流です。

次は,紅葉を求めて,輪王寺の逍遙園へ向かいます。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/14

日光・杉並木

関東では,紅葉シーズン真っ盛り。日光の社寺まで紅葉が降りてきたと聞いて,撮影に出かけました。

081114まずは,車で例幣使街道を目指します。

この街道は,鹿沼~今市~日光へと続く古い杉並木が見事です。390年前,東照宮の造営に伴って植えられた杉は推定20万本。今では,見上げるほどの大木になって,延々13kmも続いています。世界一長い並木道として,ギネスブックに登録されているそうです。

この雰囲気が好きで,日光へ行くときは,ついこの道を選んでしまいます。写真は,途中の杉並木公園で撮りました。保存区画なので昔の街道の雰囲気をよく残しています。
実際の並木道は,大部分が生活道路に使われていて,離合が怖いくらいの狭い舗装路で,結構な交通量があります。この公園は,車を置いて心ゆくまで杉並木を散策できるのでおすすめです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/05

那須・日塩もみじライン

塩原温泉郷を過ぎ,日塩もみじラインへ入ります。

081105もみじラインは,塩原と日光今市を結ぶ全長28.1kmの有料道路です。途中には,ハンターマウンテンスキー場などがあります。名前からして紅葉が期待できそうです。

妻の運転で快調に走ります。標高が高くなるにつれ,色づいた樹々が増えてきました。途中,見事な紅葉を見つける度に,安全な所に車を停めます。写真は,その中の1枚です。
全体的には,このような樹は少なく,色づきは今ひとつでした。そのせいか,きれいな紅葉樹にはたくさん人が集まって,ケータイやらコンデジで写真を撮っていました。

鬼怒川の竜王峡に抜けたころには,とっぷりと日が暮れていました。
今市ICから東北道で帰る予定でしたが,ナビ情報では全線が大渋滞。早々と高速を降りて茨城県内を走り,ノンストップで午後10時ころ帰宅しました。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/04

那須・竜化の滝

布滝の近くに車を置いて,歩いて竜化の滝を目指します。

081104国道から森に入り,小さな渓流をさかのぼります。木道が途切れ,岩や流木を跨ぎ,小さな吊り橋を渡って,歩くこと20分。突然,目の前に岩肌が立ち塞がり,滝が姿を現しました。

竜化の滝は,塩原渓谷で最大の滝です。上中下3段,落差60m,狭い滝壺に小さな観瀑所があります。間近で見ると,水の力強さに圧倒されます。
写真は,観瀑所から撮った1枚です。水煙でレンズが濡れるほど近かったのですが,うまく迫力が伝わりませんねえ。

清らかな渓流を取り巻く樹々は,色づき始めの感。ここでも紅葉は今ひとつでした。ま,マイナスイオンをいっぱい浴びてリラックスできたし,機材を担いで山道を歩いた疲れも吹っ飛んだので,良しとしましょう。

次は,日塩もみじラインへと向かいます。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/03

那須・塩原渓谷

紅葉を求めて,箒川に沿って国道400号線を北上します。

081103塩原ダムを過ぎると,塩原渓谷の潜竜峡です。淵に身を投げた稚児が竜になり身を潜めたので,その名があるそうです。

おどろおどろしい名前とは裏腹に,実際は,いくつも滝が点在する美しい渓谷です。写真は,遊歩道から見た布滝。上下2段,高低差5~6mですが,かなりの急流です。
周辺の紅葉は,今ひとつ…。写真は,VR70-200mmF2.8Gの手持ちで撮りました。赤や黄色に色づき始めていますが,全体的に青葉が多かったです。紅葉最盛期には,さぞ見事な景観だろうと思います。

近くに車を置き,次は「竜化の滝」を目指して山道を歩きます。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/02

那須・千本松牧場

錦秋の風景を求めて,妻と那須~塩原~日光(栃木県)を巡ってきました。

3連休の中日とあって,東北道は起点から西那須野塩原ICまで,ほぼ全線で渋滞…。
西那須野塩原ICをおりて,最初の目的地,千本松牧場でひと休みです。

081102千本松牧場は,明治時代,松方正義・元首相が開拓して開いた欧米式の大規模農場です。大正時代は羊や馬を飼育していたそうです。
戦後,牛を中心にした酪農に変わり,今では550頭の牛が大自然の中でのびのびと育てられています。

観光牧場として,子ども連れの家族でたいそう賑わっていました。が,少し離れた放牧場はのーんびりしたもの(上の写真)。匂いは強烈ですが,しばし牛さんたちに癒されます(笑)。
売店では,おいしい牧場産牛乳が飲めます。農場産の野菜や果物は,驚くほど安いです。お土産に,柿,りんご,みかん,キャベツを山のように買い込みました。

周辺には,県畜産草地研究所や全畜連研修牧場などもあって,雄大な風景が広がっています。

次は,塩原渓谷を目指します。紅葉しているかな~。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »