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2008/08/26

日本の祭り写真展

東京ミッドタウンの富士フイルムスクェアで開催中の「日本の祭り入賞作品展」に行ってきました。

080826キタムラ主催の写真コンテストの応募作品1万2千点余から選ばれた入賞作品の中から,特に秀逸な作品を展示しています。
応募はしていませんが,祭りを撮る際にいつも気になることがあり,皆さんはどうしているのか興味があったので出かけました。

それは,「肖像権」の問題です。最近では,どのフォトコンもこの問題を撮影者においてクリアした上で応募することを条件にしています。
地域の人々の習俗をテーマに撮る祭り写真では,祭り装束の個人を撮らせてもらうこともあれば,御輿や山車をメインに撮ることもあります。前者の場合,その人に承諾をもらえばすみますが,後者の場合,たまたま写った全員から承諾をもらうのは現実問題として不可能です。撮るときに意識して撮影していますが,限界があるように感じていました。

今回の入賞作品を見ると,個人をメインの被写体として撮った作品を除くと,人物は顔が写らない後ろ姿だったり,大きくぼかして処理している例が多かったです。やはり,皆さん相当「肖像権」を意識して撮っているようで参考になりました。

「日本の祭り入賞作品展」は,8月28日までです。

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