XPと3.25Gの壁
今回は,Windows XPとメモリーのお話です。
メモリーを増設すれば,XPがサクサク動く…といっても,超えられないのが3.25Gの壁。XPが管理できるメモリーは,最大で3.25G前後です。これは32ビットOSの仕様ですから,これ以上は増設しても無駄になります。
PCの組み換えで4Gのメモリーを積んだものの,0.75G分は使われていません。そこで,2ちゃんねるで話題になっているGavotte Ramdiskというフリーウェアを活用して,RAMディスク化してみました。
まず,システムのプロパティで,最下段に「物理アドレス拡張」の表示を確認。次に,Gavotte Ramdiskをダウンロードして解凍し,ram4g.regを実行してレジストリに登録します。ramdisk.exeを実行し,設定画面でFixedMediaを選択。容量は必ず超過分より少なく指定(デフォルトの16MBで可)して,Windowsを再起動。これで,使われていなかった0.75GのメモリがRAMディスクとして認識されました。
ブラウザやフォトショップ・エレメント,キャプチャーNXなど,画像処理系ソフトのテンポラリ・ファイルをRAMディスクに置くと,高速で快適になります。何だかMS-DOS時代を思い出して,懐かしくなりました。
※Vistaでも可能なようですが,この手の裏技は使用するマザーボードやメモリーなど個々の環境に大きく左右されます。導入はあくまで自己責任で行いましょう。
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