« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006/12/30

印旛沼夕景

印旛沼の夕景を撮りに行きました。

061230冬の印旛沼は,枯れススキが広がる寒々とした風景で,美しい夕陽のほかは何もありません。日中の釣客やボート遊びの賑わいが嘘のように,静かな情景が広がっています。

ときどき,地元の人がジョギングや犬の散歩にやってきます。毎日,こんな美しい風景に包まれて暮らせるなんて,とてもうらやましい気がしました。
今回は,三脚を立てて気合を入れて撮りましたが,沈む夕陽が水面を染める一瞬の美しさに,しばしシャッターを押すのを忘れて見入ってしまいました。

2006年もいよいよ終わります。来年が,さらに良い年になりますように。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/12/23

有楽町・クリスマス

車で都内に出たついでに有楽町へ。クリスマス前で賑わう都心に,車なんかで行くもんじゃないですね。空いている駐車場所探しが大変でした。

061224有楽町は,東京勤めだったころ,帰りに仲間と飲みに行ったり,ビッグカメラでパソコンのパーツを買ったり,よく行きました。ある意味で「馴染んだ」街だと思っていましたが,今は年に数回,用事で行く程度。ですから,さすがに街の変化には付いて行けません。でも,自分が一番ショックだったのは,人の多さにまいったことでした。昔は,そんなこと全然気にならなかったのに,ここ数年の地方暮らしのせいか,自分でも驚いています。もっとも,それが正常な感覚かも知れません。

都心のイルミネーションは,さすがに洗練されています。この日は,結局,娘のiPodのジャケットを買って帰路に着きましたが,駐車料金の方がはるかに高かったです(笑)。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/12/17

上野・大潮展

先週に続いて,上野へ。東京都美術館で開催中の「大潮展」に行ってきました。

この作品展は,大潮会という写実派の美術団体が毎年12月に開催しています。油彩画家でもある父親が,毎年,能をテーマにした作品を出品しています。私は,もっぱら写真で,絵は描けません。でも,絵と写真は,構図,色彩,背景の処理など共通点が多いので,たくさんの作品を見ているといい勉強になります。

061217この日は,ちょうど「大エルミタージュ美術館展」の期間中で,美術館は大混雑でした。
空きコインロッカーを探してさまよっていたら,別のフロアでどこかの作品展の準備をしていました。珍しい光景だなあと思い,さっそく撮ったのがこの写真です。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/12/10

上野・ダリ展

上野の森美術館で開催中の「ダリ生誕100年記念回顧展」に行ってきました。

061210ダリといえば,シュールレアリズム(超現実主義)を代表する画家です。グニャっとした懐中時計が木にかかっている「記憶の固執」という作品が,強烈な印象で記憶に残っていました。今回のダリ展は,娘たちも興味があったようなので,家族そろって出かけました。
ダリの作品は,偏執狂的批判的な視点で独特の心象世界を描いています。正直なところ,ダリの世界は特異すぎて理解できない作品が多いのですが,初期のころは意外と普通の印象派的な作風だったんですね。ふーん。

今回のダリ展は,スペインのガラ・サルバドール・ダリ財団とアメリカのサルバドール・ダリ美術館の主催です。滅多に見られない機会とあって,とてもたくさんの人でした。チケットを買って入館するまで約40分待ち。館内も,作品の前はすごい人の列で全然動きませんでした。帰りにミュージアムショップで作品の複製でも…と思いましたが,ちょっと飾れないなと考え直しました。
写真は,上の娘がケータイで撮りました。コインロッカーもしっかり「ダリ」していました(笑)。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/12/02

印刷で悩む

最近,撮った写真をプリンタで印刷して楽しむようになりました。

ところが,プリンタで印刷して満足できる仕上がりを手に入れるのは,なかなか難しい。撮影時のイメージや記憶色に近づけるため,Photoshop Elementsで色彩度や明度,シャープネスを微調整していますが,せっかくレタッチしてもイメージどおりにプリントできなければがっかりです。

061202モニターとプリンタの色を完全に一致させるには,それなりの機材と準備が必要です(いわゆるカラーマネージメントの問題ですね)。ノーコストでそこそこの効果を求めるには,試行錯誤しかありません。
モニターの設定は,Photoshop系のソフトをインストールすれば,コントロールパネルのAdobe Gammaで色調整ができます。プリンタの設定は,プリントプレビュー画面のその他のオプションで「プリントカラースペース」にICCプロファイルを指定します。プリンタドライバ画面の詳細設定では「カラー設定」を補正なしにします。これでソフトウェア側が色を管理するので,かなりイメージに近いプリントになります。

それでダメなら,プリンタドライバで手動色補正します。先ほどの「プリントカラースペース」を「変換しない」にして,ソフト側の色管理を無効にします。プリンタドライバ画面の詳細設定でシアンC,マゼンタM,イエローYのスライドバーを動かして調整します。この3色で,補色関係にあるレッドR,グリーンG,ブルーBをコントロールします(赤かぶりRを弱めるにはCを強めるという具合)。あとは印刷→補正の繰り返しです。

山のようなテストプリントと,空のインクカートリッジを前に,デジタルな写真は意外と不便だなあ…と思った1日でした。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »