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2006/11/25

松戸・紅葉ライトアップ

松戸の本土寺で,恒例の紅葉ライトアップがありました。

061125_1午後6時の開門と同時に入りましたが,今年は,どこも紅葉が遅いですね。本土寺の紅葉も色づきは今ひとつでした。ライトアップされた境内は幻想的な雰囲気,なのにいい絵にならず,撮る気力がトーンダウン。でも,「悪い中でも素敵な部分は必ずあって,それを見つけてより強調していくのが写真力」(by写真家川合麻紀さん)。気を取り直して,工夫しながら撮り歩きました。
いい樹の周りは人が集まりますが,昼間より圧倒的に少ないので,じっくり撮影できました。弁天池では,ライトアップされた紅葉が水面に写り,あまりの美しさに,しばし撮影を忘れて見入ってしまいました。

今回の反省は,一脚を持って行かなかったこと(三脚禁止ですが,一脚はOKだそうです)。夜の手持ち撮影は厳しいですね。レンズは,手ぶれ防止のVR18-200mm,単焦点の35mmF2S,105mmF2.5Sを用意しました。VRレンズに期待しましたが,ズームでは暗すぎてほぼ全滅。単焦点の2本は,8割くらいの成功率でした。

帰りに参道の「うどん市」さんで天ぷらうどんを食べました。冷えた体にとてもおいしくて,大満足でした。

※今回の写真は,ぐるり房総>房総の風景>紅葉夜話にUPしました。

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2006/11/19

涙雨

中学校の同窓会で広島に行ってきました。

私にとって,中学~高校時代を過ごした広島は,想い出が詰まった大事な街です。18歳で広島を離れてからは,なかなか訪れる機会がありませんでした。旧友が上京した時,東京で昔話に花を咲かせることはあっても,中学の同窓会はずっと欠席でした。
今回,恩師の80歳のお祝いで集まることになりました。この年齢になると,今の自分があるのは本気で叱ってくれた先生や親のおかげだと素直に思えます。先生が元気なうちにぜひお礼をと思って広島入りしました。

広島は,朝から雨でした。高い建物が増え,新しい道路ができ,街の様子はすっかり変わっていました。でも,同窓会場では,30年ぶりに会う旧友たちが,あの頃のまま迎えてくれました。花束と記念品を用意して,みんなで賑やかに先生の到着を待ちました。
しかし,先生はなかなか現れませんでした。心配した幹事が電話を入れると…,なんと先生は1週間前に倒れて急逝されたとのこと。突然の悲報に,みんなで大いに泣き,先生を偲んで大いに語りました。幹事と先生のお宅へ伺い,花束と記念品,みんなの写真をお供えしました。祭壇で微笑む先生の前で,これまでの無沙汰を詫び,心からお礼を言いました。

夜,広島を出るころ,雨が激しくなりました。懐かしい旧友たちと会い,先生の遺影に直接お礼を言うことができたので,広島に行って本当によかったと思いました。
ずっと雨だったのは,同窓会を楽しみにしていた先生の涙雨だったのでしょう。

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2006/11/12

裁判員制度@ちば

千葉市内で開かれた裁判員制度のシンポジウムに行ってきました。

061112刑事裁判に国民が参加する「裁判員制度」。賛否両論ありますが,あと2年半ほどで始まります。でも,新しい制度でよく分からない…と思っている人は多いはず。今回のシンポジウムは,裁判員制度の説明と,千葉県ではどうなるのかを,映画やトークで解説していました。

制度の解説は,裁判員制度のサイトが詳しいです。裁判の前に,有権者の中からくじで50人が裁判員候補者として呼ばれ,その中から最終的に6人が選ばれて裁判員になるようです。千葉県は,重大事件の発生件数がなんと全国ワースト4位!計算上,千葉の有権者355人に1人が裁判員候補者として千葉地方裁判所に呼び出されることになるそうです。うーむ,千葉って治安が悪いんですねえ…。

ゲストには佐藤江梨子,ベイFMの伊津野亮,千葉大の木場弘子教授が来ていました(サトエリのブログにも今日のことがUPされていました)。「観客民主主義から当事者民主主義へ」と,映画の中の「無関心こそ最大の罪です」という言葉が印象的でした。

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2006/11/04

八街・ぼっちの風景

晩秋の千葉の風物詩「ぼっち」を撮りに出かけました。

061104初めて見た時は,季節外れの野積みだと思っていました。ある時,その正体が千葉名産の落花生だと知り,びっくりしました。それ以来,いつか晩秋の房総の風物詩「ぼっち」の風景を撮りたいと,ずっと思っていました。

今回は,2週続けて生産地・八街(やちまた)市の郊外を車で走り回り,「ぼっち」を撮り歩きました。もちろん,他人の耕作地ですから,勝手に立ち入ることはできません。たまたま立ち寄った落花生工場で天日干し作業を見せてもらったり,近くの生産農家の脱穀作業を見ることができたのは幸運でした。
写真は,拙サイト「ぐるり房総」→房総の風景→ぼっちのある風景に掲載しましたので,ご覧くださいませ。

帰りに,新豆を天日干しした「千葉半立」(350g袋1050円)を買いました。しっかりした食感と風味は,食べなれた輸入物の落花生とまったく別物でした。千葉の落花生,恐るべしです。

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