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2006/09/30

フォト・ストレージ

デジ1眼は,フィルムと違って枚数を気にする必要がないので,撮影枚数が多くなりがちです。1回の撮影行で300枚以上撮ることも珍しくありません。特に,高速連写モードで撮ろうものなら,あっという間にCFがいっぱいに…。おまけに,後でPCで似たような膨大なカットの中から残すコマを取捨選択するという,気が遠くなる作業が待っています。

20060930_1このため,普段の撮影行ではフォト・ストレージを使っています。撮影の合間に,ストレージに丸ごと保存するので,CFの残枚数が気になりません。また,大型液晶で,ピントやホワイトバランスが現地でチェックできるのも便利です。さらに,移動時間を活用して,ストレージでむだなコマを消去してからPCに転送するので(Exif情報は保持されます),撮影後,PCでコマをチェックする作業から解放されました。

使っているのは,エプソンのP-2000(40GB)というモデルです。1GBのCFを保存するのに400秒かかりますが,フル充電で約3.4時間もつので助かります。新型では転送速度が155秒に改善されたようですが,処理速度が上がるとバッテリーの駆動時間が短くなる傾向があり,この種の機材ではどちらを重視するか悩ましいところです。

撮影枚数が増えても,満足のいくショットは増えませんねえ。え?それはお前が下手なだけだって?ごもっとも…。

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2006/09/24

大原・はだか祭り2

…ということで,夜の部を見に,再び大原のはだか祭りへ。

20060924_1前日の反省から,今日は脚立を用意してクルマで行きました。午後4時半の商店街渡御にそなえ,露店を楽しみながら,撮影場所を決めます。木戸泉酒造さんのあたりから,18社の神輿が2列で渡御するので,商店街はあっという間に大混雑。前日の勇壮さから一転,神輿はゆっくり流れて,大原小学校へと移動します。提灯がともる午後5時半ころ,大別れ式が始まります。校庭は18社の神輿と若衆で埋まり,各地区の神輿は他に負けじとばかり全力で疾走しながら競り合い,ものすごい迫力です。すっかり日が暮れた午後6時半ころ,各地区の神輿が寄り添って,別れを惜しむように静かに揺れます。花火とともに,やがて神輿は各地区へと帰って行きます。

初日と比べると,カメラマンの数はぐっと減ります。今日の反省は,夜祭りの撮影に内蔵フラッシュは役不足でした。手ぶれ防止のVRレンズも,さすがに被写体ブレには無力ですから,ガイドナンバー30程度のストロボは必要ですね。ともあれ,最後の大別れは,それまでの荒々しさから一転,静かで感動的な光景でした。しばし撮影を忘れて見入ってしまいました。勇壮豪快で知られるはだか祭り,とてもいい祭りでした。

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2006/09/23

大原・はだか祭り

いすみ市の旧大原地区のはだか祭りへ出かけました。

20060923_1午前8時半ころ,電車で大原に到着。ロケハンを兼ねて歩きながら,鹿島神社へ。午前9時半ころ,各地区の神輿が集まると,法楽施行です。その後,神輿は御遷宮式のため熊野神社へ。急な石段を,18社の神輿が1基ずつ上がります。なにせ神輿は長さ約15m,重さは約300kgあるそうですから大変です。待機時間が長いので,シャッターチャンスには困りませんでした(笑)。お昼をはさんで,大漁祈願祭が行われる大原漁港へ。アマチュア・カメラマンと話をしながら待つこと1時間,午後2時ころには18社の神輿が集まり,激しく競り合います。そして,いよいよ本日のハイライト,汐ふみへ。会場の大原海水浴場は,既にすごい人…。やがて神輿が次々に到着し,海に入って勇壮に揉み合います。超大型台風の影響で波が高く,とても迫力がありました。

今日の反省は,脚立を用意しなかったこと。人出が多いだけに,アングルに苦労しました。また,汐ふみの撮影では,体も機材も潮まみれ,砂まみれになります。プロテクト・フィルターくらい用意しておけばよかった(後で手入れが大変でした)。あと,できれば300mm超の長玉も用意したいところです。

この日は,夜,市川で用事があったので,汐ふみが終わって帰路につきました。うーん,夜の部も見たいぞ…。

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2006/09/17

白子町・砂風呂

秋の長雨の合間に,南九十九里の取材に出かけました。

20060917大網白里町~長生村~一宮町~白子町と回り,最後は白子温泉の砂風呂を楽しんできました。
実は,白子温泉の砂風呂は,以前から気になっていました。浴衣を着て砂床に寝ると,「砂かけおじさん」が首から下を砂で埋めてくれます。砂の温度は40~50度。ずっしりとした砂の重みが心地よく,15分もすると汗が噴き出ます。サウナより効く感じがしました。
今回利用したのは,白子町営のアクア健康センターでしたが,最近は,他に民間施設もあるようです。

写真は,一宮海岸で見かけたサーファーです。台風の接近であいにくの天気でしたが,波が高いせいか,たくさんのサーファーが海に出ていました。

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2006/09/11

NY,あれから5年

ニューヨークのテロから,5年が過ぎました。

20060911TVのブラウン管の中で,崩れ落ちるワールド・トレードセンター・ビルを,ただ唖然として見つめていたあの日。日本人も24名の方が犠牲になり,忘れることのできない悲しみの日となりました。
あれから5年…。

写真は,以前,ワールド・トレードセンター・ビル107階の展望室から撮ったものです。
中央を流れるイースト川にかかるブルックリン橋(右)とマンハッタン橋(左)が,美しい姿を見せています。川の手前の暗い部分がウォール街,川向こうはブルックリンの街並みです。

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2006/09/03

南房総・八犬伝めぐり

昔,NHKのテレビで見た「南総里見八犬伝」は,江戸後期の戯作者・滝沢馬琴による長編物語です。

20060903内容は,南房総に君臨した里見氏をモデルにしていますが,完全なフィクションです。でも,なぜか南房総の旧富山町や旧三芳村には,八犬伝ゆかりの史跡が残っています。

今回は,伏姫籠穴→八房誕生の地→滝田城址と回りました。急な山道が多く,足腰が痛くなりました。実際に籠穴や滝田城址を目の当たりにすると,フィクションが史実のように思えてきて,摩訶不思議な錯覚に陥りました。
記事は,ぐるり房総の「旧・富山町」と「旧・三芳村」の2回に分けて公開予定です。
(写真は,八房誕生の地で見つけた曼珠沙華。もう咲いていました。)

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