ニコンの衝撃
年明け早々,ニコンから衝撃的なアナウンスがありました。
銀塩カメラ市場の急激な縮小で,フィルムカメラはF6とFM10を残し,MFレンズと関連アクセサリーも一部を除いて生産を終了するそうです。デジカメに経営資源を集中したい…のが,その理由のようです。
MFカメラに限っていえば,本体は入門機FM10だけ,レンズは広角20mm~準望遠105mmの9本だけ…となると,もはやシステムとは呼べませんから,ニコンMFシステムの終焉と言って良いでしょう。
今回の発表について,ニコンは「銀塩からの撤退ではない」と強調しています。でも,カメラが消えれば,フィルム市場も一気に縮小しそうですから,銀塩ファンとしては心配です。
写真の一つの楽しみ方が,確実に消えようとしている今,せめて持っているマニュアルカメラやレンズを,ずっと大切に使っていきたいと思っています。
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