水戸・東照宮
千葉・松戸とゆかりの深い,茨城の水戸を歩きました。
水戸藩は,1609年,徳川家康公の11男,頼房公が25万石で封ぜられ,幕末まで水戸徳川家の所領でした。TVでお馴染みの光圀公は,2代藩主です。水戸家は,将軍補佐職として,徳川御三家で唯一「将軍を出さない」はず…でしたが,15代将軍・徳川慶喜は水戸家の出身です。
最後の水戸藩主は,11代・昭武公でした。昭武公は,明治16年,千葉・松戸に戸定邸を建てて隠居し,その後の松戸徳川家の祖となりました。このため,松戸には水戸に親近感を感じる人が多いのですが,この事実は水戸の人にはほとんど知られておらず,ちょっとがっかりします。
水戸東照宮は,1621年,頼房公が家康公を祀って造営したもので,その後も歴代の将軍が祀られています。
眼下に千波湖,遠くに日光や筑波の連峰が見える場所を選んで創建されたと縁起にありますが,今ではオフィスビルが視界を遮って,千波湖がわずかに見えるだけとなりました。
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