COOLPIX950
フィルム派の私ですが,実はデジカメもしっかり使っています。25万画素機から,手ぶれ防止機能付き500万画素機まで,何台か乗り換えてきました。その中でも,旧式のニコンCOOLPIX950が一番のお気に入りです。
1999年に発売された950は,211万画素,2インチ液晶,スイバル(回転式)デザイン,マニュアル操作を重視した造りで,重厚な金属製ボディと相まって独特の存在感がありました。報道の記者さんが好んで使い,後継機の990や995が出た後も生産が続けられました。
ノイズが少なく解像感に優れた1/2インチ補色系CCDで,ニッコールらしい切れのある画像が特徴です。ホワイトバランスに癖がありますが,マニュアルで調整すると問題ありません。ワイドと望遠のコンバーターレンズを装着すれば,24mm~230mmまでの撮影に対応できる点も大きな魅力です。また,回転式ボディは,アングルの自由度が高くて,とても便利です。
このデジカメは,オートよりもマニュアルで撮るのが楽しいカメラです。最新の機種と比べると動作の遅さを感じますが,このカメラよりコンパクトでマニュアル機能が充実した機種がなかなか見つからないので,現在もメインのデジカメとして愛用しています。
本腰を入れた撮影にはフィルムカメラを使っていますが,将来,フルサイズCCDが当たり前になったら,デジ一眼に切り替えるかも知れません。
(追記)2007年12月,ワイドコンバーターWC-E63,テレコンバーターTC-E2とともに中野のフジヤカメラに売却して手離しました。長い間お疲れさま。
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