小江戸・川越
川越は,旧街道に沿って土蔵造りの町屋が軒を連ねて,古い風情をよく残した街です。
江戸時代,江戸から近い川越は,街道や舟の往来が盛んで,商業都市として大いに発展しました。
明治の大火で街の大半を焼失し,旧市街では土蔵造りの町屋が造られるようになりました。
今も,黒塗りの重厚な土蔵造りの街並みが残っていて,重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
路地を入ると,古い寺社や建物が姿を現します。上の写真は,昔から変わらぬ川越のシンボル「時の鐘」です。今はさすがに人の手ではなく,自動仕掛けで鐘を鳴らしていますが,素朴な鐘の音は「残したい日本の音百選」に選ばれています。
人力車が行き交い,小江戸の面影を残す街を散策しながら,川越城本丸御殿跡,市立博物館,そして春日局ゆかりの喜多院と訪ねました。
久しぶりに妻と一緒に散策し,写真のポイントも多くて,楽しい一日となりました。
今度は,有名な川越まつりの時期に訪れたいと思います。
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